【ルーンテラ】デッキをある程度使いこなせるようになるまで
こんにちは、こんばんは、keihです!先日、VtuberのIwatoさんの配信にお邪魔して、「デッキをある程度使いこなすまで」をご教授させていただきました。
かなり自己流で教えていいものか不安はあるんですが、折角の機会にお邪魔させていただいたところです。
基本はIwatoさんの配信でお話していますので、気になる方は配信もどうぞ!
前提として、、、なぜデッキガイドじゃないの?
最近、LoR界隈にも初心者が入ってきている印象があります。Riotもスタンダード開始時に初心者が使えるデッキが無い状況を見かねてか、7種の新デッキを配ってくれるようです。
3周年ログインボーナスもあって、LoRを始めるなら今!のような状況なのですが、初心者向けの記事が少ないという状況です。
実は、デッキはRuneterra AR等の統計サイトで使用率が高く強いデッキをいつでも調べることができますし、デッキガイドも英語ですが書いてあったりします。最近はAI翻訳も発達しているので、どうしても日本語で読みたい方は翻訳するのが一番早いです。
統計サイトはおそらく複数人で運営していたり、お金を出してガイドを書いていたりするので、デッキガイドを書く人にもメリットが有ると思われるのですが、3,4週間程度の早いサイクルでカード調整が入るLoRでは、書いても使えなくなるのが早く悲しい気持ちになるので、徐々に書かなくなっていきました。
最近では、デッキガイドまで行かず、デッキのTipsやちょっとしたテクニックレベルでまとめることが多いです。
カードゲーム中級者以上なら、どうせ統計サイトあるし、そこから強そうなデッキもってきて回してみればよくね?となります。
一方で、初心者レベルの方がLoRを始めるとき、デッキの探し方や、それなりに使えるようになるまでのプロセスをまとめた記事はあまりないなと思いました。そこで、自分なりの方法をまとめてみることにしました。
私がデッキを見つけ、ある程度使えるようになるまでのプロセスを紹介することで、こういった方の参考になると嬉しいです。
まず、デッキ探しから回せるようになるまでのざっくりした流れは
デッキを見つける
コンセプトを考える
回してみる
デッキの中身を変えてみる
だと思っています。この流れに沿って見ていきましょう。
1:デッキを見つける
LoRにおいて、デッキの見つけ方は、大きく4つあります。他のDCGとほぼ同じですかね。
統計サイトで見つける
リーダーボードで見つける
自分で作る
SNSで探す
ゲームを始めてすぐのプレイヤーがデッキを1から作成するのは、資産面はもちろん、知識面でも難しいです。そこで、最初は統計サイトやリーダーボードで見つけるのが簡単だと思います。
統計サイトで見つける
冒頭でも述べましたが、LoRには統計サイトがあり、そのほぼ全てが今強いデッキを紹介してくれています。例えば、Runeterra ARでは、「メタ」という項目があり、使用率順や勝率順でデッキをソートできます。
よくわからなかったら、とりあえず上から5番目くらいまでのデッキの中から、見た目が好みのチャンピオンがいるデッキを使うと良いですね。
カード追加やカード調整後3日位は、当てにならないこともありますが、そういうときこそ統計サイトでデッキを調べて、今どんなデッキが流行っているかを見るのもいいですね。これは使うデッキを探す意図ではなく、対策すべきデッキを探す意図ですが。
リーダーボードで見つける
続いてはこちら。LoRでは、ランクマッチのランキングを常に見ることができ、マスターランクのプレイヤーが使っているデッキを見れます。
LoRを起動したら、「プレイ」>「ランキング」と行ってみましょう。ランクマッチのランキングが見れます。1番最初のページのプレイヤーのデッキを使うとだいたい強いですが、たまに少し前に使っていたデッキが表示されたりするので、注意が必要です。
余談ですが、デッキの他にもその人のマスタリーが見れたりします。これまでにどんなチャンピオンを好んで使ってきたのかを見れて結構面白いです。LoRはチャンピオンでデッキタイプがある程度絞れるので、遅めのデッキが好きなのか、アグロが好きなのか等、ちょっと性格が見えていいですね。
自分で作る
個人的には、これが一番推したい遊び方ですが、デッキを1から作ってると本当に負けまくるので修羅の道です。ただ、デッキを1から作るのは非常に面白いので、LoRの遊び方としては本当に推奨したいです。めちゃくちゃ負けてもいいという方や、すでに組みたいデッキがある方は、自分でデッキを組んで遊んでみるのも面白いと思います。
デッキの組み方は別で記事になるぐらいには奥が深いですし、そもそも自分がそれほどデッキを組むのが上手くないのもあるので、今回は割愛します。機会があったら自分の考えをまとめる意味でも書きたい内容ですね。
SNSで探す
これはちょっと上級者向けの探し方です。Twitter等のSNSでマスター到達デッキや大会で結果を残したデッキを公開している方がいます。例えばこの方。これはRunescola Open #308という大会の結果ですね。ほぼ全地域の大会の上位デッキを網羅的にあげてくれています。
このように公開されているデッキの中から好みのものを選んで使ってみるのも良いかもしれません。
統計サイトやリーダーボードで見つけたデッキは、カードが足りないこともあります。資産に余裕がある場合は生成しても良いですし、余裕が無い場合は、とりあえずもっているカードの中からデッキに合いそうなカードを入れておけばOKです。
2:コンセプトを考える
デッキを見つけた後、絶対にすべきことがあります。それが、「デッキコンセプト」を考えることです。せっかく作ったデッキで、いきなり対戦に行きたい気持ちは分かりますが、ちょっと立ち止まってデッキを見てみましょう。
格闘ゲームでいうところのコンボや連携のパーツを調べる段階です。ここを飛ばすと楽しい要素が全然感じられずに負けることになりますし、デッキのことを知れば、自ずとどうやって戦えばいいかもわかるようになります。
入っているカードを眺める
まずは、デッキリストをきっちり把握しましょう。大会に出るようなプレイヤーは、入ってるカードを全て把握しているのが当たり前だと思いますが、初心者はとりあえず入ってるカードの効果を見て、何となく雰囲気をつかめば十分です。
とりあえず効果を読んでみて、意味がわかればOKです。よくわからない効果があったら使ってみれば効果がわかります。デジタルの特権ですね。
カードの枚数は、対戦中に表示してくれるツールがあるので、いちいち把握するのが面倒な方にはおすすめです。対戦相手の使用したカードも表示してくれたり、メリットは大きいです。
おすすめのツール:https://lormaster.com/
コンセプトを雰囲気で理解する
入っているカードをなんとなく見た後は、何をするデッキなのか考えてみましょう。
まずはチャンピオンを見ると何となく分かるかもしれません。チャンピオンはレベルアップすれば、だいたいゲームを決める効果を持っているので、とりあえずレベルアップを目指しておけば間違いはないです。
たま~にチャンピオンがレベルアップしないデッキもありますが、例外なので許してください。
他にはマナコストや共通するキーワードもわかりやすいかもしれません。例えば、「デイブレイク」がたくさん入っているデッキは、序盤から強い盤面を作って、ネクサスを攻撃することを得意としていますし、「名声」が入っているデッキは、アタック5のユニットをたくさん並べて攻撃し、効率よく強いカードを使うのに長けています。
入っているカードをもとに、どうやって戦うと強そうかを、雰囲気だけでも理解して対戦に進むと、LoRが1段階面白くなります。
勝ち方、負け方を雰囲気で理解する
デッキのコンセプトを把握できたら、次は勝ち方と可能なら負け方も考えてみましょう。
最初のうちは、とりあえずどうやったら勝てるか?何がしたいデッキなのか?を理解できるだけで十分ですが、どういう条件を満たすと負けるか?も把握できていると、負けないように立ち回ることもできるようになります。
序盤から攻めるデッキの場合、6ラウンド目くらいまでに使えるカードを全部使ってネクサスを攻撃するのが勝ち筋かもしれませんし、それができない段階まで粘られるのが負け筋かもしれません。
3:回してみる
ここまででデッキを見つけ、コンセプトを雰囲気で理解したら、ようやく回し始めましょう。特に、勝ち方・負け方のイメージがないまま回し始めると勝率が大きく下がると思っているので、私は「コンセプトを考える」パートをスキップしてここから始めることはないです。
まずはAI戦で動きを見る
最近はこの工程をスキップすることもありますが、時間があるならやった方が良いと思っていますし、特にゲームを始めたての方は、とりあえずAI戦でデッキを触ってみることをおすすめします。
というのも、AI戦では時間制限がなく、好きなだけ考えることができるからです。LoRの主戦場はランクマッチ等の対人戦ですが、こちらは毎ラウンド時間制限があり、いきなりプレイを考えながら回すのは難しいです。
まずはAI戦で毎ラウンドの動きを確認して、大体何ラウンド目くらいで勝てるのか、理想的な動きをするとどうなるか、を知っておきましょう。
デッキを回すためにはあまり関係ないですが、「それぞれの旅路」も面白くておすすめです。構築戦で使えないカードもでてきますが、カードを覚えるにはちょうどいいかもしれません。
あと旅路をするとウィークリーチェストの経験値をたくさんもらえるのでカード集めにもちょうどいいです。
対人戦で使ってみる
さて、そろそろ対人戦に入りましょう。ここまで考えてきたデッキのコンセプト、勝ち方・負け方、デッキの回し方を対人戦で試してみて、本当に考えた通りか確認したり、正しいプレイ、マリガンができるように練度を高めたりします。
普通に遊ぶ分には正しいプレイやマリガンを考える必要はなく、思った通りに回してみて、ちょっと違うな、思ったよりいいな、というところを見つけてみるとより楽しいかもしれません。
自分が回すときは、プレイングやマリガンはもちろん考えますが、それ以上にまずはデッキの強い動きやプランが取れるように意識してプレイしています。個人的にはデッキの使い始めの段階から最適なプレイングをする必要はなく、自分の思った通りにプレイして、使いやすいところやそうでもないところを見つけていくようにした方が良いと思っています。
ざっくり対戦中に考えるポイント
いきなり回してみる、といわれても何考えればいいかわからんという人もいそうなので、ざっくりラウンド中に考えているポイントを纏めてみます。
こちらも別の記事になるくらい量が多そうなので、気が向いたら別でまとめます。今回は項目だけです。
マリガン時に考えていること
自分がやりたい動きをできるカードがあるか
相手の動きを邪魔できるカードはあるか
よほど相手の動きを邪魔したいデッキじゃない限り、まずは自分のやりたい動きができるカードを引きたいです。その上で、相手の動きを阻害できるカードを用意できると尚良しです。
ラウンド中に考えていること
自分ができることはなにか
自分がやりたいことはなにか
相手にやられたくないことはなにか
実際にどうするか
このうち「3.相手にやられたくないことはなにか」は相手主導なのでちょっと難しいと思っていて、相手のデッキの中身や現在の手札を予測する必要があります。
まずは自分ができること、やりたいことを考えて、実際にどうするかを決めましょう。
4:デッキの中身を変えてみる
マスター到達報告を見たときに、試合数とデッキリストを載せている人が多いのですが、デッキの中身を変えていないのかなあと思うことがあります。
自分が割とすぐデッキの中身を変えるタイプの人間なだけかもしれませんが、デッキを使うのは自分なので、自分が使いやすいようにカスタマイズするのも醍醐味の一つだと思います。
特に、LoRでは40枚固定すべき、というようなデッキは少なく、絶対入っていた方がいい、というカードはどのデッキもせいぜい20枚から35枚くらいに収まると思っています。
残りのカードは、その環境に合わせて変える枠だったり、個人の気分で変える枠だったりします。ランキング上位のプレイヤーは自分が使いやすいカードに差し替えたりしていることが多々あり、ランキングからデッキをコピーするとなんか使いにくい、みたいなカードがあったりすることもあります。逆に、統計サイトからデッキをコピーすると、使用率・勝率が高いカードで構成されたデッキが見つかることが多いです。
自分は対人戦を3~5戦ほどやってみたら、デッキの中身を数枚入れ替えることが多いです。最初は使い道がよく分からなかったカードを抜いて、自分がほしいと思ったカードを追加します。
よくあるのが、使えたら強いけど、使うのが難しいと思ったカードを抜くことです。デッキを使い慣れてくると、こういったカードの使い勝手が良くなっていくのですが、最初の段階ではうまく使えないことが多いです。
自分が使いこなせるレベルまで、プランを寄せると言えば良いんでしょうかね。選択肢が多すぎる場合は少し減らした方が、使いやすくなったりするので、自分はよく方向性を揃えてカードを入れ替えています。
あとからやっぱりほしい!となることも多いのですが、欲しい理由を自分の中で理解する意味でも、カードを入れたり抜いたりするのは重要だと考えています。単に面白いからというのもありますが。
5:2から4を繰り返して好みのデッキにする
沢山回して、デッキリストを変えてみたりしていると、思っていた勝ち方以外にも、新しい勝ち方が見えてきたりします。それで認識を改めたり、デッキの新しい一面がわかったりするのが自分はとても楽しいので、デッキ調整するのが好きな一因でもあります。
リストを変えると、勝ち筋が増えたり減ったりするので、自分がやりたい勝ち方にデッキを寄せていきましょう。特に統計サイトに載っているデッキは、あくまでも統計的によく使われているor一番勝率が出ているデッキというだけなので、自分が使ったときに最も勝率を出せる構築になっているわけではないです。
個人的には、自分が使いやすい、手に馴染んだデッキを組んで使うのが楽しいと思っています。コンセプトを考えてデッキを回したり、リストを更新して、自分だけのデッキに仕上げていきましょう!
まとめ
色々と自分なりのやり方を書いてみましたが、大前提として、私はこのやり方が楽しいのでやっています。
私にとってLoRはあくまでもゲームであって仕事ではないので、楽しくないことは極力やりたくないです。そのためLPをあげるために強いデッキを使い続けられないといった弊害もある。
自分にとって楽しくLoRをできるというのが一番重要だと思っているので、このnoteを参考にしつつも自分なりに楽しいやり方を見つけてほしいです。
それでは、楽しいLoRライフを!!
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