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オリンピック、ワールドカップ。4年に一度のまつりごとに「選挙」も入れてもいいかもしれない。


最近、衆議院選挙がありましたね。
選挙って一般的にはタブーなところがあるかな。
自分はもともと公務員だったから、政治の世界が一般的な人より近いかもしれない。けれど、その近さがまた違う嫌悪を生んでいたのも事実。



さかのぼること、公務員税務課時代。
ときおり名前を名乗らないで電話をかけてくる人がいた。



その人たちは、声色にどこか独特な圧を持っている。名前やどこの所属かをすっとっばして本題に入る。(たまに名字だけいう。)税金のことを細かくきいてくる。名指しで課長に変わるように指示する。


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その人たちとは、政治家である議員さん。
そのうち、名前を名乗らなくても、声色で「議員」だとわかるようになった。(もちろん、そんな人たちばかりではないので、「特定の」と付け加えておく。)



そんなイメージから、どこか政治家って



「なんか高圧的だな。」
「なんかコワイな。」




っていうことをずっと思っていた。そもそも人間だから、コワイ人とは距離を取ろうとするよね。だから、政治の世界も近いようで、心の距離は遠かった。


政治家をコワイからおもしろいかもに変えてくれた小川淳也議員



そんなおり、なんとなしにNetflixで「なぜ君は総理大臣になれないのか」をみた。



この映画は、衆議院議員の小川淳也さんを追った映画で、小川さんの政治家としての顔、人間としての顔、家族としての顔、そして政治の世界、その世界に関わる人たちの「リアル」が伝わってくるドキュメンタリーだった。



この映画から伝わってきたことは、小川さんの人間性。
感想は、こんな人がいるなら政治も選挙もおもしろいかも、だった。
「政治家はコワい」から「政治家も人間だ」に変わった瞬間だった。小川さんの公式サイトや人間性が伝わりそうなnoteは下記。





そこから、和田静香さんの書いた「時給はいつも最低賃金、これって私の性ですか?国会議員に聞いてみた。」を読んだり、主にU30に向けて政治や選挙をわかりやすく発信するNO YOUTH NO JAPANさんが上梓した「YOUTH QUAKE」の出版イベントを開催したり。






小川淳也さんの映画と本、YOUTHQUEKEのイベントで見えてきたことは。



政治をエンタメ化するっていうとちょっと語弊がある。けど、政治ってよく政(まつりごと)っていうじゃないですか。だから、『まつり』っていう見方にした途端におもしろくなったり、真剣さが出てくるのではないかな。4年にあるなら、ワールドカップとか、オリンピックと同じ「まつり」みたいな感じで。スポーツだって、真剣さの中の物語にみんなハラハラしてるよね。



なぜそう思うのかって、いうと。まず一つは、おしてもいいな、おもしろいなって思う政治家を見たら、突如として政治が物語に変わった。一人の人が全身全霊で、自分の志を貫くストーリー。そこには栄光も挫折もすいもあまいも、いや、9割5部が「苦」のほう。それでも自分が信じる世界を貫こうとする。そんな人いたら、スポーツだって、文学だって、なんだって見届けたくなるじゃない。一つの選挙にこんなに思いや背景があるなら、もっともっと隠された物語がある。もっと味わえるはず、と思った。




そして、二つ目は、政治のこと、選挙のことを発信してみたら、身近な世界の多様性を発見できたこと。そして、その発見を皆で共有する面白みを感じたことだ。出版イベントをとうして、みんな政治や選挙について何おもってる?っていうことをはじめてといっていいくらい聞いたかもしれない。政治や選挙についての思いって、もしかしたら人それぞれが大事にしてる価値観と繋がってるところがある。その人をよく知れる可能性も示唆してて面白かった。



僕としては、今後も推し活と、真剣な楽しみとしてウォッチしていくというきっかけになった選挙でした。(心の距離が近づくのが遅かった〜。反省。)


もし、このnoteを読んで、物語があるなら楽しみたい!って思った人へ。こんなことをしたらいいかもという具体的なアクションを書いておきますね。

(※1番の肝は、政治や選挙を身近に感じれるきっかけがあればと思ってます。)


あとにも先にも、「なぜ君は総理大臣になれないのか」をまずは見てください!(Netflixにあります。本も出ています。)

和田静香さんの本を読む

NO YOUTH NO JAPAN のインスタをフォローする。NYNJのHPを見る
https://www.instagram.com/noyouth_nojapan/

YOUTH QUAKEを読む

クニミツの政を読む

帝一の國を読む(オススメ!人に選ばれて上に立つという苦悩を絶妙な設定で表現してると思う。)


イベントをしてみる。

お酒を飲みながら、選挙速報のパプリックビューイングする。

仲の良い信頼できる人と政治や選挙の話をしてみる。

#私たちの選挙

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