チャンスをものにするために

勉強仲間との勉強会でファシリテーターをする機会がありました。数日前から準備し、自分の考えをまとめたりみんなから聞きたいことも用意していました。イメージトレーニングもバッチリ行い、直前まで準備をし続けました。

ですが勉強会がはじまると、イメージ通りにはいかないことばかりでした……。

話してみると自分の考えがまとまっていなかったり、説明ばかりで面白みのない時間が大半になってしまったり、質問や意見の時間に救われてしまったり。

なれないファシリテーターとはいえ、反省の多い時間となりました。


僕の知る人の中には、こういった機会をしっかりとものにする人がいます。つまり自分にしか作り出せない体験をカタチにし、参加者の記憶に残る時間を提供する人です。

こういった人には共通点があります。
それが、

「こんな時間にしたい」という明確な想いがある

点です。


楽しい時間にしたい。
自分の疑問を解消する時間にしたい。
横のつながりを大切にした時間にしたい。

そして、

そのためには何ができるか?
そのためにはどのようにやればいいか?
そのために必要なものは何か?

と、
「こんな時間にしたい」と「そのための方法」を徹底的に考え、創造的なアイデアを生み出します。そういう人だからこそ、自分の求めていた時間をつくり出し、周りの人を満足させることができるのだと思っています。


ですが、僕はそこまで考えられていませんでした。

「こんな時間にしたい」とは思っていましたが、明確ではありませんでした。明確じゃないゴールからは明確じゃない方法しか出てきません。方法もボンヤリしたままでした。

それが反省の多い時間に繋がってしまいました。


「こんな時間にしたい」

これには訓練が必要です。
まずはこの1時間だけでもいいから「こんな時間にしたい」そして「そのための方法」を考えてみるところからです。それを続けると、いずれそういうゴールに向けて行動するのが当たり前になってきます。

まだまだ訓練生である僕は、明日も朝から「今日はどんな時間にしたい?」を、自問していきたいと思います😋


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「やりたいことが価値になる」
意識の外側に"気づく"体験を通じて、自分のやりたいことで自分だけの価値をカタチにするための対話と関わりを提供しています。

けいご

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