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高校サッカー選手権大会という1つの大会

高校サッカー選手権大会出場を目標にサッカーをしている選手は多いのでないだろうか。

または全国大会に出場してどうのこうの…

高校サッカー選手権大会は

1つの試合に過ぎない。

もっと言うとあなたがプレーするサッカーの1日に過ぎない。

勝手にメディアや自分の中でスゴイものなんだと感じているだけである。

もし、あなたが本質を貫くサッカー選手であれば毎日のサッカーに誇りを持ってプレーしなければならないと思っている。

選手権があるから選手権のために急に自主練を始める選手。

急にピリつく雰囲気。

すべてニセモノである。

もちろん選手権という大会を一つのモチベーションにするのは良いと思う。

一つの通過点として結果を出したい。

それは否定しない。

あまりにも選手権という大会が大きいモノだと勘違いし過ぎている。

自主練しなければならないことなんて
中学から高校に上がって1週間で気付くはずだ。

レベルが違う。

スピードが違う。

キックが飛ばない。

どうして選手権の前に慌ててはじめてしまうのか不思議でならない。

毎日を積み重ねた選手に選手権という大会が来るだけである。

選手権のために頑張るな。

日々のサッカーに課題は山のように落ちている。

選手権前に初めて落ちてくるのではない。

また、選手権に負けたから今はモチベーションが高く

頑張っているチームがあるとしたらそれも違う。

毎日のサッカーが同じ「温度」「質量」でなければならない。

雨でも風でも雪でもピッチに立てば言い訳なしである。

その与えられた時間でベストを出す。

それを毎日続けていたら選手権が来た。

それだけである。

特にGKは1つしかないポジションである。

毎日本気のAという選手と選手権前だけ本気を出すBという選手。

あなたが指導者や仲間ならどちらのGKで負けたいか。

それが答えである。

選手権の素晴らしいところがあるとすれば

日々の取り組みに隙はなかったか。

それをもう一度考え直す時間になる。




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