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1経験は100見にしかず。

百聞は一見にしかず。

誰もが生きていく過程の中で耳にする言葉である。

特に指導者になってからは「1経験は100見」にしかずだと思っている。

この1経験を作り出すことが我々指導者の真骨頂と言っても過言ではない。

この1経験は過保護になりすぎると自分の力(責任)で成功、失敗を掴んだ

という経験を失う可能性がある。

大人はどうしてもその子供のやろうとしている先の未来が見える。

「そのやり方絶対失敗するやん。」

それが我々にはわかるから先に釘を打ってしまう。

個人的には命に関わるリスクや何か重症な怪我等につながること以外は基本的には

見守るのが一番だと思っている。

失敗も成功も自分で経験できるようにならなければならない。

でなければ、

先生(両親)に言われてなければもしかしたらできたかもしれない。

先生(両親)の助けなしでできたのに。

となってしまっては大事な大事な1経験を失ってしまう。

この自分で失敗することや成功する経験にこそ価値があると思っている。

教えられたことは忘れ発見したものは忘れない。

サッカー指導においてはコーチは練習メニューや声掛けで選手に体験をプレゼントしなければいけない。

この時もっと良いプランはないか?

どうして守れなかったのか?

それは気付きに変わり。発見になる。

その過ごした時間で

何かを経験できるように選手と一緒に考えアプローチしてあげて欲しい。

試合が終わって「ハイ!解散!!」では勿体無い。

もちろん自分で物事を考える基盤がある選手にはそれでも残るものがあるだろう。

自律した選手であれば今日の自分を振り返ることは容易なはずである。

しかし、そうでない選手には評価ではなく、どうだったかを聞く必要がある。

次にどうしたいかを一緒に考えることが必要である。

育成年代に届いて欲しい。

1経験は100見にしかず。



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