カスタマージャーニーの作り方~実務書

マーケティングをしている方や、これから新規事業を行おうとしている人ならカスタマージャーニーマップという言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、カスタマージャーニーマップはコンセプト自体は何となくわかるのですが、実際に作るとなるとどういったプロセスで何を誰と作っていけばいいのかわからないという人は多いのではないかと思います。

しかもカスタマージャーニーマップの作り方の書籍はあるのはあるのですが、コンセプトレベルに留まっており、実際のタスクレベルにまで落とし込まれた書籍はないため、どうしても手探り状態で、あまり理解せずにやってしまって、結局時間の無駄だったということになりかねません。

そこで、今回はカスタマージャーニーマップの作り方の全プロセスを解説させていただきます。

かなり実務ベースで書いたので、すぐにでも活用することができると思います。

図2

1. カスタマージャーニーマップの背景
カスタマージャーニーマップとは顧客の行動特性や感情を見える化し、徹底的に顧客理解をした上で、顧客の真のニーズにあった商品開発を行うために作るものです。

これまでの商品開発は、企業が一方的に企画し、顧客の真のニーズを把握せずに新商品開発を進めてしまい、結局顧客にあまり使ってもらえないものが出来上がってしまうというケースが度々あります。

モノがなかった時代では、企業が一方的に開発してもそれなりに売れますが、モノが溢れて顧客のニーズも多様化している現代では、やはり顧客の多様なニーズに応えなければモノが売れません。

そのため、カスタマージャーニーマップを作ることで顧客のニーズを徹底的に理解したうえで新商品を開発する必要があるのです。もちろんカスタマージャーニーマップをいくら作っても最終的には商品を出してみないとわかりません。

しかしながら、下手な鉄砲式で漠然とひたすら商品開発を続けるよりは、カスタマージャーニーマップを作ることによって顧客の真のニーズ把握レベルを高めていったほうが当然成功する確率は高まります。カスタマージャーニーマップとは顧客のニーズを仮説で見える化したものではあるものの、成功確率の高い仮説を見える化することであると言えます。

続きは下記有料記事をご参照ください。

筆者ですが、元外資系コンサル出身でいくつものカスタマージャーニーを作成して新規事業立ち上げの支援をしてきました。

カスタマージャーニーを実務レベルで自身の努力で理解するのに2か月程度かかりますが、こちらの記事を読んでいただければ2か月分の努力を1時間で習得することができます。

<有料記事イメージ>

図4

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