"TENET" 映画レビュー ※ネタバレなし

初回のnoteは映画 TENETを観てきたのでレビューしたいと思います。

○総評

とにかく難しい!!でも最高に面白い!!

本作は "時間の逆行" がテーマなのですが、

まさしく映画でしか表現できない新しい体験でした。

初見で全てを理解することは不可能です。

何度も「???」となり頭が追いつかない。だが詳細は分からずとも楽しめるのがこの映画の素晴らしい点だと思います。

大筋は理解できる骨太なストーリー、迫力のアクション、美しい映像が詰まっていて飽きさせない。

冒頭からクライマックスまで息つく間もなく駆け抜けていきます。

"時間の逆行"の世界においては、時間を順行する存在と、時間を逆行する存在が共存している。結果反対の時間の流れを進む対象は時間を遡って動いている様に感じられる。

これを映画で表現しているところがとにかくにくい!!

映画以外では表現できなかったとさえ思います。

まだ観られていない方は是非とも映画館で観ていただきたい作品です。(私はIMAXレーザー/GTテクノロジーで観ました。可能ならIMAXおすすめです!

○概要・あらすじ

本作はインターステラー、インセプションなど数多くの名作を生み出してきたクリストファー・ノーラン最新作。

まずは予告をどうぞ

・あらすじ

満席の観客でにぎわうウクライナのオペラハウスで、テロリストによる占拠事件が勃発。多数の人質を救出するために特殊部隊が館内に突入。突入部隊に紛れ込んだ“名もなき男”(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は混乱の中で、オペラ会場にいた仲間の救出に動きます。仲間の救出を果たした男ですが、その後、身代わりとなって捕まってしまいます。男は、自殺用の毒薬を飲んだのですが、薬は鎮痛剤にすり替えらえていました。昏睡状態から目覚めた男は、そこであるミッションを命じられます。それは未来からやって来た脅威と戦い、世界を救うというモノでした。“時間の逆行”を可能とする装置が極秘に現代に送られてきたことを男は知らされます。人や物が過去に移動できるようになっていたこの技術は、“第三次世界大戦”を引き起こしかねない危険性を孕んでいました。大きな謎を孕んだこの任務に挑むことになった男に、すべてのカギを握る存在として“TENET(テネット)”という言葉が伝えられます。

○解説

たくさんのブログで解説されていますので載せておきます。

というより解説できる自信がない・・笑

私はネタバレなし予習を読んでから見ました。


こちらは見終わった後に見ました。※↓はネタバレ含みます


○感想

映画の良さを改めて感じた作品で、これまで見た作品の中でも1、2を争う面白さでした。

2回目・3回目も楽しめる作品にしつつも初見でもしっかりと面白い。

時間の逆行の中でのアクションがそれぞれカッコ良く仕上がっており、細部にこだわりを感じる。

極力スタントを使わず、CGも最小限にしているそうです。

コロナこの時期に公開を決めたというのは大変な決断だったと推測しますが、ノーランはあえてこの時期に公開することで、家では見れない映画体験の良さを伝えたかったのだと思います。

最後に一度見られた方はメイキングムービーがおすすめです。


もう一回は映画館で見たいなー!


おわり。

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