CVCとは何か? 投資を考えているなら絶対に知っておこう!
みなさん、こんにちはー
今日はCVCについてシェアしますね。
CVCとはコーポレートベンチャーキャピタルの略です。簡単にいえば、会社内でつくられたファンドのことをそう呼びます。日本では、今CVCが乱立しておりここ最近で200程度のCVCがつくられています。なぜ、CVCがどんどん設立されているのでしょうか?その鍵は企業の利益の内部留保にあります。企業側は、ビジネスで得た利益を使わずに溜め込み、いざという時に使おうと考える傾向があります。例えば日本を代表とする大企業のトヨタが、一年間何も利益をうまなくても従業員全員の雇用を守ることができる内部留保があるという話は有名ですよね。このように今の日本の大企業はかなりの利益を使わずに溜め込んでいます。経営者としては、内部留保があることで安心しますが、その会社に投資をしている株主は面白くありません。株主はできる限り利益を還元させて自分たちの収入にしたいので、利益を溜め込むことを良しとしません。
そこで、企業としては、株主を納得させるために何か新しいビジネスを考えたいのですが、そう簡単にアイデアがでるわけもなく、比較的参入しやすいファンドビジネスに手をだすという流れになっています。
あまり大きな声ではいえませんが以前ファンドの責任者に聞いた話では、100億規模のファンドをつくり、出資した会社があたれば利益がさらに増えてラッキーですし、万が一はずれても会社の部長職あたりの首がとぶくらいなので、会社自体はたいしたことではないという認識のようです。CVCをつくることで「利益をうむために会社は努力している」というポーズを株主にみせられたらよいと考えているのかもしれません。(ちょっと怖い話ですが。)
CVCからの出資をうけると投資先はどうなるのか?
※この続きや日々更新される記事の全文は、個別購入以外にnoteにて月額1000円の『経営太郎のnoteでしか言えない話』への加入でも読むことができます。
★note版『経営太郎のnoteでしか言えない話』
https://note.com/keieitaro/m/mea3bf9a01b90
ここから先は
¥ 1,000
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?