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食品の衛生や知識がない方に、少しでもお役に立ちたいのです。

私が、食品関係の会社に勤めて10年くらい経った時でした。会社で、品質管理の責任者が退社され、その後任に私の名前があがりました。すごく光栄な事でしたが、販売やマーケティングの知識はあるものの品質管理に関しては、知識がありませんでした。ただ人材的にも不足気味だったのと、指名いただいた期待に応えようと、後任に手をあげました。食品関係の品質とは、販売とは真逆のような立ち位置に多く戸惑いました。そんな私の経験から、食品の衛生に対する意識、食品表示法に対する知識など、少しでも多くの方の参考になればと思い綴っていきます。

■ 経営創研にお世話になったきっかけ。

私が、品質管理の担当になって1年がすぎた日の出来事です。食品の知識に乏しいまま、品質管理という部門の業務が何となく分かりかけていた頃、とある行政機関から指摘を受けました。その指摘とは、食品表示法に関する内容です。取扱商品が約1,000品目あるなか、たった1品の誤表示の為に、全品チェックを約1ヶ月間で終わらせ、報告書を提出するというものでした。そんな苦い経験をしないように、会社の取扱品のチェック体制の強化に手をつけようと、色々調べました。そこで知ったのが食品表示に関して、法律が細かすぎて覚えきれない事。加工場に関しての衛生面での、全社的な知識不足だった事。私自身もそうですが思っていた以上に、会社全体の知識不足が否めなかったのです。その状況を改善したい気持ちで、当時HACCPに詳しかった検査等の担当窓口をしている方に、相談をしたのがきっかけでした。

■ 知っている人がいる安心感。

品質管理を担当になったはじめの頃、どこか不安で仕方がありませんでした。問題が起きた時の対処一つにしても、

『このルールでいいのか?』

よく自問自答をしていました。ただ、今までこのルールで来ていたのだから、もしかしたら自分が間違っているのかもしれない。そう考える事が多かったのです。経営創研の定期的なミーティングに参加して、多くの診断士の方やコンサルタントを経験している方と知り合ううちに、取り組んで行く方向性が見えてきました。経営創研の中でもチームを組んで取り組んでいたのが、JFSMの認証会社になる取り組みでした。そこから、会社の置かれた立ち位置や、不足している知識や仕組み。そう言ったものが見えてくるようになりました。知っている人と多く繋がっていく事で、私の自信にもつながり多くの学びを得る事ができたのです。自信が出てくると不思議なもので、行動にも積極性がでてきます。取引企業の中で、JFSの認証を取得している企業があれば、工場の取り組みを学ばせてもらおうと、一人で現地におもむきました。その会社も食品のあってはならない過去の経験から、食品安全への運営を見直し、コンサルタントをいれて認証取得までになったそうです。ここ数年で、食品に関する事故やニュースを多く目にするようになりました。その結果、世間の方々の目も厳しいものなっています。企業として、より安心で安全な、そして衛生的な環境での食品への取り組みは必須のものとなっています。
※JFSMに詳しくない方は、下記リンクからサイトにいけます。

■ 食品表示のスペシャリストも在籍。

1年では到底身につく事ではない、食品表示法。経営総研には、食品表示に関して本を出版されている方も在籍していました。食品表示の少しやっかいなところは、工場、卸、小売の各企業で品質管理が在籍している場合、認識が異なったり、指摘箇所が異なったりする事があります。各都道府県での法令も変わったりと、自治体レベルで違う事もあります。指摘が入るたびに自信がなくなったり、あっているのか間違っているのか?消費者庁や保健所への聞きかたもあっているのか?いろんな迷いがあります。そんな不安も、スペシャリストがいた事で、負担が軽くなったのを記憶しています。インターネットで調べるとシステムはあるがコンサルタントとなると、当時いなかったのを記憶しています。その中で、詳しい方と知り合えたのは、本当に心強かったです。そんな私は、少しづつではありますが、食品表示に関してや中小企業診断士の勉強を通じて、企業にお役にたちそうな取り組みをTwitterで発信しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

■ Twitterはこちら。

食品に関する事だけではなく、仕事に対しての取り組みの姿勢や考え方などもツイートしています。少しでも、お役にたてればの気持ちです。

本日は、ここまでとなります。今後も【診断士のたまご】として、経営創研の取り組みや食品のこと、衛生に関する事をお伝えしていきます。今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。最後まで、お読みいただきありがとうございます😊 診断士のたまご

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