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20240218SDGsニュース


省エネ基準が住宅の“商品価値”を決める時代がやって来る!?~歴史的経緯編~

https://www.homes.co.jp/cont/iezukuri/iezukuri_01156/

省エネ基準が住宅の“商品価値”を決める時代がやって来る!?~省エネ基準解説編~

https://www.homes.co.jp/cont/iezukuri/iezukuri_01157/

※不動産物件情報のメディアが、このような記事を書くようになりました。同じ暮らしをしていていて、他の条件が同じなら、光熱費のかかる家と、そうでない家、どちらが選ばれるかは自明ですよね。

国土交通省住宅局、販売・賃貸時における表示制度検討会で=既存建築物省エネ表示の議論開始

※既存建築物も、物件情報の1つとして、省エネ性能が位置づけられるという流れ、、、となると、物件オーナーは気になりますね。

鉄連、22年度実績報告 CO2排出量23%減 13年度比

※総量だけみると、がんばっているなという印象ですが、下記の状況ですから、原単位(t-CO2/t-粗鋼)は、全然変わっていません。これでサス鉄ナブルというのは・・・?

2022年度のエネルギー起源CO2排出量(総量) 1億5,023万t-CO2(2013年度比▲22.7%)
エネルギー消費量 1,815PJ(2013年度比▲21.0%)
粗鋼生産量 8,350万t(2013年度比▲23.0%)

https://www.jisf.or.jp/news/topics/20240214-1.html

ただ、一般論として、生産縮小だと原単位は悪化傾向に向かいますから、それでも原単位を維持しているというのは、BaUに比べれば削減努力の成果とみることもできますが。元資料では、こういう数字になります。

2013年度→2022年度
①粗鋼生産量:10,846百万t→8,350万t
②エネルギー消費量:2,296PJ→1,815PJ
③エネルギー起源CO2排出量:19,443万t-CO2→15,023万t-CO2
④エネルギー消費原単位(②÷①):21.169GJ/t→21.737GJ/t
⑤CO2排出原単位(③÷①):1.793t-CO2/t→1.832t-CO2/t
なお、④⑤は、資料に掲載されている①②③から計算した結果
(資料に掲載されている数字となぜか一致しないところがあります)

https://www.jisf.or.jp/business/ondanka/kouken/keikaku/documents/tekkowg_word_20240214.pdf

詳しい分析は下記資料。削減努力がなければ、総量は710万t-CO2増えていたところです、と書いてあります(p.13)。つまり、710万t-CO2がBaUとの比較での削減努力で、2022年度の排出量(上記③)に対して4.7%に相当、BaUを100%とした場合は▲4.5%の削減に相当すると計算されます。

https://www.jisf.or.jp/business/ondanka/kouken/keikaku/documents/tekkowg_ppt1_20240214.pdf

東電EP、法人のDR設備導入に支援金・最大200万円

※再エネ増への対策で、お客さん側がこういうことをしてくれるなら、東電側の設備投資やリスクが減るので、補助してでもやってほしい、ということですね。

法人のお客さま向け「TEPCO省エネプログラム2024」の実施~お客さまの省エネ設備導入を引き続きサポートし、カーボンニュートラル社会の実現に貢献~ [東京電力エナジーパートナー株式会社]

コメンテーター紹介

サステイナブル歴30年+4年目の眼

SDGs/ESG/脱炭素について勉強するならこの本で

  • 新版は、環境省認定「脱炭素アドバイザー ベーシック」対応となりました。このたび環境省の認定がおり、問題集は10月6日販売開始となります。

  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。