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20230706SDGsニュース

CO2蓄積「可視化」の動画、NASAが公開 発生源を四つに色分け

※なかなかインパクトのある動画です。密室の中に煙が広がっていくようです。元のサイトをぜひみてください。興味深いのは下記グラフ。緑(森林)と青(海洋)が吸収、赤(バイオマス燃焼)と黄色(化石燃料)が排出。時間の経過でみると、1-3月までは緑と青も排出源ですが、4月から年末まで吸収減に転じます。5月末でおおむね吸収=排出(カーボン・ニュートラル)、8月末まで緑がぐんぐん吸収してカーボン・ネガティブ。そこからは緑が排出源に転じて再び10月末でカーボン・ニュートラル。最後の2ヶ月黄色がラストスパートでゴール?した年末の状態を切り取ると、下記のとおり。黄色を半分にできれば、吸収>排出になります(カーボン・ネガティブ)。

https://svs.gsfc.nasa.gov/5110

しかし、赤と黄色がなかったら、CO2濃度はどんどん減っていくのかな?

脱炭素とマイクロプラスチックに続く第3の環境課題「窒素廃棄物」の厳しい現状

※窒素過剰が引き起こす問題(下記引用参照)。どのくらい過剰かというと、自然分解能力3億t/年-自然発生2.2億t/年=人間が出してよい限度0.8億t/年。ところが2010年の人為的排出量は1.8億t/年で1億t超過。2050年には2.6億t/年で1.8億t超過の見込。

窒素廃棄物とは、窒素肥料のうち利用されずに土に吸収されるものや、残飯として廃棄されるものに含まれるタンパク質などに加え、排ガスや廃水に含まれる窒素酸化物(NOx)やアンモニア、有機物、さらにはGHGとしても知られるN2O(亜酸化窒素)などが挙げられます。排ガス中のアンモニアやNOxは酸性雨やPM2.5の原因ですし、水中の窒素化合物は富栄養化、硝酸汚染などを引き起こします。

日本の「平均年収」が伸びていない理由とは? 視点を変えて統計を見ることでわかる真実

※図表1は「減っている」、図表4は「伸びていない」、これを図表2・3で説明しようとしていると思われますが、「からくり」というほどの差でしょうか。図表4は1985年、バブル経済の直前からスタートしていますが、91年からバブルが崩壊にもかかわらず、数年は所得が伸びています。1985-1995年くらいまでのトレンドライン(A)を2020年まで伸ばすと、実績値の1.5倍くらいになるでしょう。Aのラインと、グラフの実績ライン(B)で作られる三角形の面積が、失われた所得。これはもう取り戻せないので、2020年のギャップを何年でどうやって埋めるか(つまり所得1.5倍)の政策が必要なのでは。図表5は夫の賃金が「伸びていない」のに社会保障や消費税の負担が増え、物価も上がっているのを、妻の扶養内パートで穴埋めして、世帯の可処分所得を維持している、と読めます。

トヨタ、全固体電池で資源リスク軽減 国内勢中心に調達

※これは理にかなった戦略。「多くあるものを使う」のが鉄則。

コメンテーター紹介

サステイナブル歴30年+3年の眼

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