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20231023SDGsニュース



「安易な脱炭素宣言」は、社会から批判を浴びるカーボンクレジット活用上の留意点【前編】

「偽の環境配慮」と非難されないための企業戦略カーボンクレジット活用上の留意点【後編】

※カーボンクレジット活用とは、温室効果ガス排出削減において、「他人の成果を、お金で買って自分のものにする」もので、「自分でできない部分」に限って、または、それを超えて削減貢献したい場合に使ってね、買うクレジットについても、品質・素性・履歴が様々なので、そこはよく吟味してね、ということです。

金融庁等、ファイナンスド・エミッションの課題解決に向けた考え方を公表

https://esgjournaljapan.com/domestic-news/32929

※ファイナンスド・エミッションとは、投融資先の排出量のこと。直訳すれば、資金調達の裏付けがある排出量。その排出が行われたのはお金を貸した人がいるから、したがって、お金を貸したら、貸した先の温室効果ガス排出に責任があるよ、という考え方。そうすると、たとえば化石燃料多消費産業の会社に、脱炭素投資のための投融資を行うと、一時的にファイナンスド・エミッションが増えてしまうけど、やがてその効果で大幅な温室効果ガス削減が見込まれるのだから、投融資をやめないでね、そのためにはどうしたらいいだろう、投融資した金融機関にも得があるようにしないとね、といろいろ考えた結果をまとめた報告書。元資料はこちら↓。

ESG資金は再エネまで届くのか? 〜ESGフィルターを経た民間・政府資金の行方〜

※150兆円投資。乗数効果どのくらいなんでしょう。

コメンテーター紹介

サステイナブル歴30年+3年の眼

設立20周年SDGs研修特別キャンペーン

SDGs/ESG/脱炭素について勉強するならこの本で

  • 新版は、環境省認定「脱炭素アドバイザー ベーシック」対応となりました。このたび環境省の認定がおり、問題集は10月6日販売開始となります。

  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。