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20230416SDGsニュース

今年は化石燃料発電が初めて縮小へ、クリーンエネルギー加速で=報告書

※2030アジェンダの前文をお読みなったことがあるでしょうか?第49段落に、我々は「地球を救う機会を持つ最後の世代にもなるかも知れない」との一文があります(その前には、「我々は、貧困を終わらせることに成功する最 初の世代になり得る」)。1年たって、BBCの報道通りの結果になったとすれば、2023年は、現在世代が責任を果たし始めた年として、後の歴史書に記される、かもしれません。

スマホで撮影した木材を即時データ化!木材流通に革命を起こす「EMARF scan」α版がリリース

※これはすごいですね。外寸と形状が自動的にデータ化されるので、おそらく、体積までは算出できるのでは。材質、重量その他はアナログ入力で補完ですかね。もう1歩(か、何歩かわかりませんが)進んで、プラやがれき類などの写真から体積を概算し、所定の原単位(見かけ比重)で重量換算するところまでできると、廃棄物や再生資源の初回取引やスポット取引において、現地調査やサンプル確認の多くが不要になり、とてもスムーズになるのでは、と勝手に期待。

植物を原料とし、肥料に変換できるプラスチックの機能化手法を発表 千葉大学、東工大、東大

※このプラスチックがアンモニア水で分解されると、肥料の効果を発揮する。そのプラスチックで被膜殻をつくれれば、肥料由来のマイクロプラスチック流出を減らせる、ということになりますね。

日工、前田道路 水素燃料によるアスファルト製造の実証を実施

※日本の道路は120万km。そのほとんどがアスファルト舗装です。そのほかにも駐車場や工場敷地等々にも、アスファルト舗装が使われています。その材料がアスファルト合材(アスファルトと骨材の砂利などをまぜたもの)で、現状では、再生合材が3/4ほどを占めるようになっています。新規合材に比べて再生合材の方が加熱量が少なくて済む(舗装直後の路面は湯気が立って、熱いですよね)のでCO2的に見ても有利ですが、その燃料を水素にできれば、原単位向上のブレークスルーになるでしょう。

http://www.jam-a.or.jp/images/activity/act07_BaU202208.pdf

コメンテーター紹介

サステイナブル歴30+2年の「眼」

SDGs/ESGに関連するキーワードを勉強するならこの本で

  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。