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20240417SDGsニュース


革新技術で挑む鉄鋼業のグリーン化...H2GSが目指すCO2削減95%の挑戦

※C+O2を、H2+Oに変えると、「当社の高炉はCO2ではなく水蒸気を排出する」。鉄鉱石と水力発電の両方にアクセスできる、原料・再エネ立地型ですね。

米政府、カーボンニュートラルに向け60億ドルの支給先を発表

※民主党政権存続なら、こういう政策も継続されるでしょうけれど。。。

コロナ禍の“アレ”…リサイクル難しい中でも画期的な再活用

※先日、産業廃棄物処理施設を訪ねる機会がありました。この「アレ」、透明だからリサイクルしやすいというわけではなく、微量成分に違いがあるそうで、透明な製品にリサイクルするのは難しいという話でした。同一メーカー・同一製品だけ集められればできるのでしょうけれど。で、RPF燃料の原料として活用しているわけですが、記事の最後に「二酸化炭素の排出量も少なく、クリーンな燃料として注目され、火力発電所などで石炭の代わりとして使われているRPF燃料という固形燃料」と書かれています。たしかにCO2排出係数一覧表では、石炭に比べてRPFは2/3ほどですが、これは、一般に、PのところにPlasticだけでなくPaperも原料に含まれるから。今回記事の件では「アレ」100%ですから、このRPFについては、むしろ廃プラスチック類の排出係数で考えるべきでしょう。すると、石炭とほぼ同じです。気になる方は、こちら↓のp.23の表、上の方(石炭)と下の方(RPFや廃プラスチック類)の数字を見比べてみてください。

https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/files/calc/itiran_2023_rev3.pdf

風車のブレード、100%リサイクル成功 国内初、セメント原料に

※「ガラス繊維強化プラスチック製のブレード」ということで、いわゆるFRPで、処理困難物ですね。これをセメント原料化したということですが、これはガラスのシリカ分の活用ということでしょう。これが経済ベースでできるようになれば、風車はRE100×2(再エネのREとリサイクルのRE)。

コメンテーター紹介

サステイナブル歴30年+4年目の眼

サステイナビリティ推進部に配属されたら最初に見る動画

  • 新たに定義される中堅企業(2000人以下の上場・非上場)のサステイナビリティ推進部署の責任者や担当者に「なっちゃった」(けど、右も左もわかりませんと途方に暮れている)方向けです。辞令が出たら、配属される前に予習しておきましょう!

  • しばらく経つけど、実務に追われて全体像がよくわかならないんだよね、という方も、アタマの整理にちょうどよいです(ただし、詳細・専門的な知識・ノウハウではないので、ご注意)。

  • リリース記念で、人数・期間限定キャンペーン(50%OFF)実施中です。

SDGs/ESG/脱炭素について勉強するならこの本で

  • 新版は、環境省認定「脱炭素アドバイザー ベーシック」対応となりました。このたび環境省の認定がおり、問題集は10月6日販売開始となります。

  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。