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20230714SDGsニュース


RE100の技術トップが見た日本 再エネ大量導入へ、結束して前進を

※下記の外部要因を前提とすれば、自前もしくはPPAで再エネ電力調達、が、これから主流化していくのではないでしょうか。

■加盟企業への調査によると、日本は他の国や地域に比べ、再エネの調達コストが高い、市場における摩擦が大きく手続きが煩雑(電力会社が非協力的)、規制が厳しいなどの理由を挙げる比率が高かった。
■24年1月から新しい技術要件を適用する。新設の発電設備から調達すること、それが困難な場合は運転開始から15年以内の設備から電力や証書を購入することなどを規定した。この要件をクリアしようという意欲ある企業にリーダーシップを発揮してほしい。

ノルウェーで世界最大のリン鉱石鉱床が発見:今後50年間のEVや太陽光発電の世界需要を満たす可能性

※突如としてノルウェーが資源大国に?今まで確認されているリン鉱石の埋蔵量全部よりも、多いようですよ。

https://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2023/03/material_flow2021_P.pdf

総務省自治財政局に聞く「自治体SDGs債」最前線 2022年度以降に急拡大、グリーンボンドの共同発行もスタート

※地方債は、公共政策実行の財源となるわけなので、本質的に、元々、サステイナビリティ債だったともいえます。記事中、SDGs債について下記のように、手間とコストがかかることをデメリットとして記載していますが、「第三者認証機関から評価を受けて事業の妥当性を証明するというステップ」があるのは、使いっぱなしに対する一定のチェック機構が働く契機とみれば、公正(SDGs16)がビルトインされた仕組みであるといえます。

原則として、SDGs債はICMA(国際資本市場協会)が定める国際的な基準に合致した事業を対象として発行する必要がある。このためSDGs債の発行体は、ICMAが定める基準に則ったフレームワークを作成して調達資金の使途となる事業について明示し、第三者認証機関から評価を受けて事業の妥当性を証明するというステップを踏むことになる。フレームワーク作成の事務が発生するのはもちろん、第三者認証機関に支払う経費も生じる。発行後も、対象事業の実施状況のレポートが必要だ。つまり、SDGs債は、通常の地方債と比べ手間もコストも余分にかかる。

株式会社ジャスティスと紙資源リサイクルサービス「カウネットLoopa Drink」がタイアップした 紙パック天然水の販売を開始

※「ペットボトルと比較して約56%のプラスチック使用量削減」ですから、脱プラではなく減プラ。キャップ部分と、内面にコーティングまたはフィルム貼り合わせで、紙とプラの複合材で、重量的に紙の方が大きいので、識別表示は「紙」。脱墨性より、複合素材であることの方がリサイクル阻害性が高いでしょう。「カウネットは本商品の発売を契機に紙パック容器の回収をさらに促進」とあるので、回収して再資源化するのでしょうけれど、その先の用途は何でしょうね(想像はつきますが)。そこまでリリースに含めてほしいところ。

筑波大、「グリーン水素」製造の新触媒 貴金属不要に

※希少性の低い資源を使う、模倣困難性の高い技術って、最強ではないでしょうか。

コメンテーター紹介

サステイナブル歴30年+3年の眼

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SDGs/ESGに関連するキーワードを勉強するならこの本で

  • 増補改訂作業に入りましたので、一時的に販売停止しています。

  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。