見出し画像

20230423SDGsニュース

明るいサステナビリティ変革

※このタイトルをつけるということは、サステイナビリティ変革は「暗い」と思ってるんですね。たしかに、外圧でやらされ感満載だとそうなります。この2-3年は、それをこなしつつ、どう内発的理由に転化していくかが重要な局面です。

キヤノン御手洗氏が「あわや取締役を退任」の衝撃3月の株主総会で賛成率50.59%と薄氷の再任

ノルウェー年金基金、日本企業の女性役員ゼロに反対票

※御手洗さんといえば、今も経団連名誉会長、財界の重鎮中の重鎮です。その方がおひざ元のキヤノンの取締役の座を追われかねなかった、その理由が、「取締役の多様性の欠如」、端的にいえば女性取締役がいないということ。ノルウェー年金基金のアクションも、同じ理由。実力主義の選抜の結果、たまたま女性に適任者がいなかった、のエクスプレインは、合理性のある説明ではなく、現状追認の「いい訳」としてしか見られず、コンプライ(やってます)が求められるようになってきているわけです。しかも、女性役員ゼロのシングルイシューに限って、ということではありません。こればっかりだと「外圧でやらされ感満載」になるので、どうせやらざるを得ないのであれば、自分たちのためになるようにやろうよ、というのが「内発的理由に転化」する、ということです。問題は、外圧が求めるスピードで、内部が変われるか。

豪州で起きた歴史的事件、再エネ100%は系統用蓄電池で実現できる

※・・・「かも」、と思えるようなことが起きた、ということでした。

電気自動車の思わぬ問題と課題…一部の立体駐車場がピュアEVの車体重量の重さに耐えきれず倒壊する問題が発生

※これはたしかに「想定外」でしょう。しかし、舗装の損傷に対する影響は、もっと大きくなるはずです。車両が舗装に与えるダメージは、輪荷重(1つの車輪にかかる重さ)の 4乗に比例するそうなので、仮に同じ4輪車で車両重量が2倍違ったら、舗装に与えるダメージは2の4乗=16倍、つまり1台で16台分のダメージを与えることなるわけです。

中国の本当のGDPは当局発表の6割しかない…人工衛星で光の量を測定してわかった中国経済の真の実力

※間接的な手法ですが、ある程度の数の国々で比較しているのであれば、そうかもね、という気はします。「本当は人口10億人」説もありますが、10÷14=0.71なので、「本当はGDP」6割説と、まあまあ符合します。本当のところはわかりませんが。仮に人口は本当に14億人としても、今年中にインドに抜かれるそうで。

コメンテーター紹介

サステイナブル歴30+2年の「眼」

設立20周年SDGs研修特別キャンペーン

SDGs/ESGに関連するキーワードを勉強するならこの本で

  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。