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20230902SDGsニュース


温暖化で激変! 全国漁港調査で明らかになった最新「おさかな分布マップ」

海洋熱波、漁業資源に影響なし

※魚はどこでも生きていければいいけど、人間様はそれでは困る。漁業資源の「総量」は減ってないけど「分布」は変わっている。魚がどこで生きていくか、つまり分布が変わると、人間様の経済活動である漁業にとっては、リスクになる場合も、機会になる場合もある。

日本企業と欧米企業の「利益率」、じつはこんなにも「大きな差」があった…!

※「製造コストの何倍の価格で販売できているかを示す「マークアップ率」(付加利益率)という指標があるが、日本企業はこれが総じて低い。」。激安デカ盛がもてはやされる社会では、そうなりますね。

経産省の資料が2016年時点の各国比較をしているが、デンマークの2・84倍、スイスの2・72倍、イタリアの2・46倍などに対し、日本は1・33倍に過ぎない。米国(1・78倍)、中国(1・41倍)の後塵を拝し、G7の中で最下位である。米国やヨーロッパ各国が2010年以降に急上昇させたのに対し、日本は低水準で推移してきた。

上記記述の元ネタは、こちら↓と思われます。ただ、1980年の数字がイギリスなどでは1を割っていますが、どういうことなんでしょう。

上下水道使わず水を再生・循環 WOTAが住宅で実証実験開始 日本の水道問題解決に新たな一手

※「雨水なども活用しながら飲料用も含めて生活用水全てを賄い」ってことですから、処理水を飲用レベルに浄化できるわけですね。いうなれば、「宇宙船モデル」(宇宙では、雨(外部からのインプット)はないけれど)。

質の悪い炭素クレジット、グリーンウォッシュ助長

※「グリーン免罪符」といったところでしょうか。クレジットは計算結果ですからね。モニタリング(測定)をしっかりやるには大変なコストがかかり、クレジットの価格は上がります。難しいことでなくても、たとえば、吸収源の森林が山火事でまるごと消失してしまったら、発行されたクレジットは環境的には空手形になります。しかし山火事の時点では、もう償却済みであれば、償却時点では有効だったんだから手続き的に問題ないはずだ、と購入側は主張したいですが、環境的には意味がないですね。一方、メタン発電は、メタンがそのまま大気中に放出されるのに比べてCO2の形になり、温室効果は概ね1/28くらいに削減されます。これをクレジット化した場合は、後で劣化するとか消失するとかいうことはないですね。

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