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20230808SDGsニュース


環境省は温暖化防止に役立っていない…日本が「環境後進国」に落ちぶれてしまった根本原因

※そもそも、1992年の地球サミットに、日本の首相が「ビデオ出演」して世界中から失笑をかったときから出遅れています。ついでながら、地球温暖化防止という言葉は使用中止した方がよいと思っています。気温上昇を1.5度以下に抑えるという目標に対して、もう1.1度(7割以上)上昇しているわけで。97年のCOP3当時、日本は削減目標0%で臨んだわけですが、終わってみれば▲6%(今思えばぬるいですが、当時としては一国でこんな目標背負されたのは日本だけ、アメリカは批准しないで逃げ、EUは勝手にEUバブルという抜け道を作って)。

IPCC新議長に英国のスキー氏 気候変動対策の「手段はある」

※「第6次評価報告書では、温室効果ガスの排出削減策について検討する第3作業部会の共同議長を務めた」とある第3作業部会とは、「気候変動の緩和Mitigation of Climate Change」をテーマとする部会。防止でも抑止でもないのです。「手段はある」、ないのはお金、というか支払意思(Willingness to Pay)。

気候変動のコスト、対策遅れると最大「3京2600兆円」…生物多様性の損失など換算

※3京とは、もはや文字通り「けた違い」。「2010~99年に世界で気候変動にかかる対策費や被害額の総費用は46兆~230兆ドル(6500兆~3 京 2600兆円)」ということなので、90年で単純に割ると、72兆円/年~362兆円/年。日本の一般会計予算が114兆円(2023年度)なので、毎年、それを全部ぶち込むくらい。。。

「未来の都市」の水素モビリティ、川崎重工が2025年大阪・関西万博で紹介へ

※液化水素運搬船、水素燃料航空機、水素燃料鉄道車両、水素燃料モーターサイクル・・・乗り物の種類としては全部あるけど、燃料が水素というのが「未来」。それにしても大阪万博、開催できるのかしら・・・。



コメンテーター紹介

サステイナブル歴30年+3年の眼

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