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20240312SDGsニュース


月200人の若者と対話 Z世代のリアルなSDGsとはSHIBUYA109lab.所長 長田麻衣氏に聞く

※(私が若者だった)40年ほど前には「新人類」なんて言い方もありましたね。若い世代をくくるラベリングはいつの時代にもあり、ラベルを貼られる側にはピンと来ていないというのもいつものことで。記事中「Z世代はSDGsに「関心はあるけれど行動に移せていない」」とありますが、20年前の学生(非常勤講師で教えた)も「環境問題」に関心はあるけれど行動に移せていない、でした。当時感じたのは、その「行動」のイメージが、ものすごく大きな社会運動や、一網打尽の法規制のようなものか、自分ひとりでコツコツとできることに2極化していること。そのどちらでもなく、知恵と力を出し合って組織(たとえば企業)を動かし、その影響力を及ぼせる範囲を広げていくことを通じて、世界を少しずつ変えていく、という発想がないように思われました。本当は、ここの部分こそが、ESD(Education for Sustainable Development)のキモのはずなんですが。

【2016年の女性活躍推進法の施行から8年】非財務ビッグデータから読みとる女性の雇用環境データの推移

※進んでいる部分もあるが、全体としては「いまいち」といったところでしょうか。金融セクターが特異な傾向を示していますね。最後の「男女の賃金格差(企業全体)の業種平均値の状況」は、%の数字が「差」を示していて、小さいほど格差が小さいと見るようです。40-55%くらいに収斂してきていて、ざっくり、女性の賃金水準は男性の半分くらい。現状の管理職比率や雇用形態の影響があるのでしょうけれど、これでは女性活躍は「いまいち」どころではないですね。

SDGs商品造成・新たなマーケット開拓へ 25年の日旅120周年に向け(日旅ホ連24年度通常総会)

https://www.ryoko-net.co.jp/?p=129720

※「SDGsを共通テーマとして取り扱い、宿泊販売拡大へ取り組む」。便乗商法的な販促ネタ扱いでないことを願います。

低賃金や無理な工期を禁止、2024年問題対応へ法改正 長時間労働や低賃金是正へ

※発注禁止に加えて受注禁止。受注側が自ら提案した(という体をとった)としてもだめよ、ということになるのですね?(大阪関西万博は誰も発注できない、誰も受注できないになったりしませんか?)また、「建設労働者の業務の種類ごとに現場作業にかかる人件費を「標準労務費」として国が示す制度を創設する」そうです。これは最低賃金制度的な効果がありそうですし、また、他業界にも波及していくのではないでしょうか。

コメンテーター紹介

サステイナブル歴30年+4年目の眼

サステイナビリティ推進部に配属されたら最初に見る動画

  • 新たに定義される中堅企業(2000人以下の上場・非上場)のサステイナビリティ推進部署の責任者や担当者に「なっちゃった」(けど、右も左もわかりませんと途方に暮れている)方向けです。辞令が出たら、配属される前に予習しておきましょう!

  • しばらく経つけど、実務に追われて全体像がよくわかならないんだよね、という方も、アタマの整理にちょうどよいです(ただし、詳細・専門的な知識・ノウハウではないので、ご注意)。

  • リリース記念で、人数・期間限定キャンペーン(50%OFF)実施中です。

SDGs/ESG/脱炭素について勉強するならこの本で

  • 新版は、環境省認定「脱炭素アドバイザー ベーシック」対応となりました。このたび環境省の認定がおり、問題集は10月6日販売開始となります。

  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。