20240226SDGsニュース
ネスレ日本、日本相撲協会と協業 墨田区へアップサイクルのタオルハンカチを寄贈
※「紙製詰め替え容器」の「ネスカフェ・エコ&システムパック」を「アップサイクル」すると、どうして「タオルハンカチ」が作れる???タオルの素材は紙繊維???下記ページによると、当該容器は「アルミ箔不使用の紙素材」と書いてありますが、さらにポップアップの詳細情報をみると、「プラスチック使用量削減」と記載されています。つまり、大半の材料は紙素材ですが、一部プラスチック素材も使用されています。
具体的にどのようにアップサイクルしたのか、記事だけではわからないので(書いた人もわからなかったのかもしれません)、ネスレ日本のHPを見に行って、プレスリリースをよーく読んでいくと、
という記述が出てきます。どうやら、「紙糸」でつくったタオルハンカチのようです。使用済み紙製容器包装を、製紙原料(リサイクル)ではなく「紙糸」に再生(アップサイクル)したところがプロジェクトのキモだ、ということになりますね。だったら、たとえば
といった感じで、はっきりとわかりやすく書くべきところだったのでは。ここまで調べて理解して言語化するのに20-30分かかりましたよ。で、これは古紙の他用途利用として、注目すべきプロジェクトだと思います。
TSMC半導体工場完成 第2工場建設も決定 政府最大1.2兆円余補助
※まだだいぶ先の話だと思っていたら、もう開所式。年内に本格稼働。雇用で所得税が増え、消費税も増えますが、法人税も、しっかり納めてもらいましょうね。
【ESGまとめ読み】インパクト投資指針、サステナ開示、日本株買い
※金融庁の動き、投資家も上場企業も気になるところ。「保証」の話が具体化してきますが、監査する側に、それだけの能力があるのかしらん。
また、MBOで非上場化とか、スタンダードへ、とか、プライムから逃げていく企業も増えています(減資で外形を中小企業にした「元」大企業も少なからずありましたね)。この辺の企業群に対するアプローチも同時に考える必要があるのでは。
省エネ審査で確認申請が変わる、設計業務の前倒しは必至
※こちらは2025年問題ですね。資材調達・施工だけでなく、川上の設計段階も大変になりますが、、、省エネ偽装とかにならないようにお願いします。
コメンテーター紹介
サステイナブル歴30年+4年目の眼
SDGs/ESG/脱炭素について勉強するならこの本で
新版は、環境省認定「脱炭素アドバイザー ベーシック」対応となりました。このたび環境省の認定がおり、問題集は10月6日販売開始となります。
1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。
2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。
3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。