20230912SDGsニュース
ESGという言葉を使わなくていい世界を目指せ!-米ブラックロックのラリー・フィンクCEOの発言に思う
※ESGという言葉を使わなくても、ESGが意図したことが実現しないうちは、同じような意味の別の言葉が出てくるでしょう。グリーン購入とか、女性活躍とか、ダイバーシティとか、インクルージョンとか、取り立てて特段の意識や努力なく普通に行われる状態になれば、その言葉は自然と使われなくなるし、代わりの似たような言葉も出てこないでしょう。
ダイバーシティ経営 「女性版骨太方針」で加速するか9月15日開催「ジェンダーギャップ会議」ってこんな会議
※「東証プライム上場企業が25年をめどに女性役員を最低1人登用し、女性役員比率を30年までに30%以上とするなどの努力義務目標」など、クオータ制的な取組は、初期および過渡期には必要です(というか、こういう制度がないと物事が進まないうちはずっと過渡期)。
古紙確保へ「雑がみ」発掘 紙類の国内生産縮小受け 分別回収や処理に手間
※「古紙はサンマだ」、言い得て妙です。
EVバブル終焉で失敗する「日本車潰し」 環境と消費者に優しいトヨタが勝利「実力で黙らせる」大原浩氏が緊急寄稿
※この説によれば、中国メーカーは漁夫の利ですが、レアメタル・レアアースを抑えている中国の国策にも合致しており、そんなことは最初からわかっているのにEV推し一辺倒になったEUの意思決定プロセスがわかりません。EU加盟各国とEUそのものとは、異なる価値観で動いているように思われます。希少資源に依存しない高性能の蓄電池を開発したところが、真の覇者になるのでしょう。
コメンテーター紹介
サステイナブル歴30年+3年の眼
設立20周年SDGs研修特別キャンペーン
SDGs/ESGに関連するキーワードを勉強するならこの本で
増補改訂作業終わり、新版の見本本ができました。まもなく販売開始です。
1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。
2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。
3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。