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20231115SDGsニュース


クリーンエネルギーへの早期の転換は1億8000万年の寿命を救う

※CO2以外の観点からも再エネ移行が必要。「化石燃料に依存した未来では、2050年だけでDALYsは2億1100万年になる」、再生可能エネルギーにシフトしたシナリオだと3000万年、その差が1億8100万年。障害調整生存年(Disability-adjusted life years、DALYs)とは、理想の寿命に対して、障害によって影響を受けた年数と早死によって失われた年数のこと。

中小企業の「事業再構築補助金」採択停止を提案 行政事業レビュー

※「売ったことのないものを、売ったことのない人に売ろうとする」のが、一番リスクの高い新規事業です(コンサルティングでは、やめた方がいいですよと言います)。しかし、そういう事業に限って出すというのが事業再構築補助金ですからね。そうでなくても最近の補助金は、笑点の「大喜利」みたいになってきているように思います。司会者(審査員)の気に入るような答え(申請書)を書くところで競争し、座布団もらう(採択される)ことがゴールになり、座布団10枚(本当の成果)にはなかなかたどりつかない。へ理屈のいらない生産設備の更新投資とか再エネ投資とかに、投資回収で評価して出した方が、よほど有効に使われると思います。申請書の事前審査に充てている労力は、定期訪問の事後チェックに回した方がよいでしょう。

中小企業の人手不足改善に向け 1000億円の支援策 経産省

※「国があらかじめ補助の対象となる設備や製品をまとめたカタログを用意した上で、中小の事業者が導入費用の50%の補助を受けられる仕組み」・・・これはIT導入補助金の焼き直し版ですかね。ほしいものがカタログにない、カタログにあるものはほしくない、にならなければいいですが。

コロナ禍の資金繰り支援が「転換期」…ゼロゼロ融資返済ピークへ企業庁の次の一手は?

※「企業庁の担当者は「資金繰りDI(上昇から下降を引いた割合)を見れば、中小の資金需要はないのではないか」と話す」とのことですが、中小の「小」の方は、そうとも言えないのでは?(2022白書第1-1-26図)。もっとも、中と小の差は、ずっとありましたが。

代位弁済が高水準 中小に試練、増える倒産予備軍

※これもゼロゼロ融資返済との関連でしょう。

コメンテーター紹介

サステイナブル歴30年+3年の眼

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SDGs/ESG/脱炭素について勉強するならこの本で

  • 新版は、環境省認定「脱炭素アドバイザー ベーシック」対応となりました。このたび環境省の認定がおり、問題集は10月6日販売開始となります。

  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。