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運用者は何も知らない。

最近、特に思うことが、運用者ってのは何も知らねぇなぁってこと。


これは、ずっと言い続けてること。

サービスというのは「提供する」もの。

「提供」ってのは、「企画」と「開発」と「運用」の繰り返し。


それなのに、ほんっと運用者ってのは何も知らないんだ。

いつサービスが提供されるかも、サービスがどんな仕様かも、お客さんがどう使っているかも。


もちろん、悪いのは運用者だけではない。

むしろ、運用者は最後のケツを拭かされる可哀想なヤツって言えなくもない。


この無駄な分断は経営者に以下の2つの大きな打撃を与える。

一つが、細やかなサービス提供ができない。

当然だが、サービスのロードマップや来月リリースされる機能も知らず、お客さんがどう使っているのかもわかっていない。

闇雲にやるしかない運用者はマニュアルに頼り、ユーザーが離れてしまう。


一つが、データ利活用による競争力維持の断念。

データというのは当然だが運用中に蓄積される。持ち主は運用担当であることが多い。しかし、自分たちはサービス改善に関わらないから、ほとんど見られていない。

DXの世界において、顧客とサービスをつなげるデータ利活用は生命線だ。


すぐにBisDevOpsにできなくとも、顧客と触れる運用・サポート部門に情報が行き渡るよう整備すべきだ。

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