目指すは弾力性のある組織づくり
DXはVUCAへの対応力が必要ということで、アジリティを以て対応する。
そういうような話はよく聴くことだと思う。
アジリティというのは元々、機敏さというような意味だが、その実「早い」だけではだめだ。
弾力性のある経営が必要なんだ。
さて、弾力性の定義を見よう
Wikipediaにはこんな説明がされている。
経済学における弾力性(だんりょくせい、英: elasticity)とは、ある変数の変化率ともう1つの変数の変化率の比である。一般に、「AのB弾力性」という使い方がされ、Bの変化率に対するAの変化率(=Aの変化率/Bの変化率)を表す。
○○の変化率に対する▲▲の変化率
つまり、
VUCA(顧客の要求)の変化率に対して、自社サービス品質の変化率を見るということだ。
最近、システムの世界でもこういう弾力性という言葉が使われ始めている。
例えばシステムが故障しても自動で復旧する。
故障してもそのまま使える。ではなく、復旧する手段がある。でもなく
自動で復旧する回復力を弾力性と表現する。
さて、経営で言えば、正確なデータを元に早急な判断を行い、ピボットしながら着実に顧客ニーズに近づけていく。
これが、
VUCA(顧客の要求)の変化率に対する、自社サービス品質の変化率
つまり、経営における弾力性ってヤツじゃないだろうか。
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