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サッカー選手のコンディショニングTRとしてのスモールサイドゲームの特徴と活用方法。そして、落とし穴 〜ストレングスの負荷をかけるか、持久力の負荷をかけるか〜

スモールサイドゲーム(Small sided game: SSG)はピッチや人数を狭く・少なくしたゲームで、戦術TRとしてもフィジカルTRとしても活用されることの多いトレーニング方法です。

SSGのフィジカルTRとしての効果はトレーニング科学の世界でも研究され、身体にどのような刺激が加わるか、最適な人数・ピッチサイズ・時間などはどの程度か、など数多くの研究がなされています。

実際に現場でSSGを行う際にはサッカーのピリオダイゼーションなどで提示されているようなフォーマットをアレンジしていくことで、目的に応じた負荷設定が可能です。

SSGはフィジカルコンディションを高めていくことも目的とされることが多いため、フィジカルコーチとしても非常に考えることの多いです。
今回の記事ではコンディショニングTRとしてのSSGの特徴や活用方法、そしてSSGの落とし穴に関して書いていきます。


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■フルピッチのゲームと比較したスモールサイドゲームの特徴

105×68mのピッチで11vs11のゲームを行う場合とSSG(ここでは4vs4)を比較すると以下の特徴が見られます。
ここで挙げるのは身体的負荷の特徴です。SSGでは戦術的・技術的な負荷や心理的・認知的の負荷の特徴的なものがありますがここでは割愛します。

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