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さむくてくらい北の国から

はじめまして、大阪大学外国語学部スウェーデン語専攻3年の片井優花です。

(実名でブログを書くってどきどきしますね。いつか何かしらの身元調査で参照されてしまうのでしょうか...?)

現在は北欧はスウェーデン、第二の都市ヨーテボリGöteborg(スウェーデン語発音的にはユーテボリなんですけど)におります。

専攻はスウェーデン文学で、そのためある程度はスウェーデン語も解します。

今回1月になってこのブログに初投稿させていただくこととなりましたが、決して春学期始まりの留学ではありません。

昨年8月の終わりころからヨーテボリ大学留学しています。そしてあと数日で秋学期が終わります。

これまでブログ記事を書く暇が無いほど予定や学業が立てこんでいたのかというとそういうわけでもなく、むしろ大学の時間割自体はすっかすかだったのですが、お恥ずかしいことに精神的余裕がほとんどありませんでした。

留学、正直しんどいです。

スウェーデン語は全然聞き取れず、英語も流暢に話せず、でもまわりの欧州勢は英語なんか余裕で、ドイツ勢はスウェーデン語すら容易に扱うし、授業の予習は多いし、1週間に200ページ超文学作品を読むこともあるし、でも読んだところで結局せいぜい7割しか理解できないし、さみしいし、日本の友人とは時差のせいで絶妙に連絡がとれないし、大好きな部活にも出られないし、寒いし、暗いし、冬季うつ病はすぐそばにあるし…

何度日本に帰りたいとめそめそしたか数えきれません。

おそらくこの秋学期、何よりも自分を追い詰めているのは、「スウェーデンに留学までさせてもらっているのに、さみしさやその他ネガティブな感情に引っ張られて、いま集中すべきことに集中できていない」という罪悪感かと思います。

しかしこれは言ってみれば「あることについて悩んでいる自分に悩んでいる自分に悩んでいる」という大変しょうもない構図で、いやそれなら根本から悩みを解決するなり悩むのをやめるなりしろよ、と。

留学そのものに起因する悩みや苦労はそう解消できるものではないので、今期は私、「『さみしさやその他ネガティブな感情に引っ張られて、いま集中すべきことに集中できていない』ことに葛藤する部分まで含めて留学」というより緩い姿勢でやっていこうかと思っている次第です。

この際全て包括して自分の中で"悪ではないもの"として容認しようと。

ただ唯一、日照時間の不足による冬季うつ病の発症についてはビタミンD錠剤の摂取によって根源から比較的簡単に対処できるものなので、毎日しっかり抗戦していく所存です。

ちなみに最近のヨーテボリ、日の出が午前9時前、日の入りが午後4時前です。

お日様が無い分1限チャレンジの難易度は高めです、がんばります。

ではでは、今日はこのあたりで。

またそう日を空けずにもう少し軽快な内容でお送りできたらと思います。

いまが1月の暗くて寒い時期だから私の書く内容もこんなことになってしまうのかも。

それでは、Hejdå!


片井優花

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