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少年ジャンプ2023年52号感想

今週号で2023年代のジャンプ終わり!?と思うと時の流れが早すぎて気絶しそうです。次が新年1号なの全然信じられません。

2023年52号表紙

2023/11/27発売
表紙:グリーングリーングリーンズ
巻頭カラー:グリーングリーングリーンズ
センターカラー:キルアオ
センターカラー:僕とロボコ
センターカラー:アスミカケル
新連載:グリーングリーングリーンズ
読み切り:電車田中(EITI)


グリーングリーングリーンズ

第1話 第1打

2023年の新連載、最後の2つのうちの1つ目!!!

カラーページ、特に見開きイラストの雰囲気がめちゃくちゃ良い感じで期待が高まる第1話でした。さわやかな色合いと空中に配置されたキャラクターの軽やかさが空を征くゴルフボールみたいですごく好きなイラストです。なんか例えるにしてももっといい表現があったと思うんですが、「ゴルフボールみたい」が私の語彙力の限界でした。

ジャンルは「ジュブナイルゴルフ青春譚」とのこと。最初に宣言されたジャンルが後々変わることはありますが、スポーツものならそうそう大きな変更はなさそう。変わりがちなのはサブジャンルにバトル要素を持っているマンガの印象(幽☆遊☆白書とかSAKAMOTO DAYSとか)。

スポーツものの1話目は色々なパターンがありますが、グリーングリーングリーンズは「高校になって初めてゴルフに出会う」パターン。以前からやっていた(ex:テニスの王子様、黒子のバスケ、ツーオンアイス)、競技はやっていないが類似したトレーニングを行っていた(ex:弱虫ペダル、アスミカケル)パターンに比べると主人公の成長は描きやすそうなものの、序盤は主人公の強さがフィジカル一辺倒になりがちなのでその辺りどうやって進めて行くのかな~というのが気になります。とはいえスポーツもので初心者プレイヤーが序盤をフィジカルで乗り切っていく展開はSLAM DUNK(読んだのが前なのでちょっと自信がない)やMr.FULLSWING(これは後から父親の設定が生えてきた)でも見ているので、マイナスな気持ちがあるわけではないです。

1P目で主人公が「最強達の祭典“マスターズ”」に挑むところは既に描かれていますが、今のところゴルフを続けそうな様子があんまりないので、2~3話でそこに至るきっかけが描かれることに期待。今回みたいな先に未来のシーンから始める手法は最近だとダイヤモンドの功罪がやってましたね。あっちは結構不穏な雰囲気を出していましたが……。

あと、私は全然ゴルフに詳しくないので「8Iで180Y」がなぜ、どれくらいすごいのかを教えてくれるとうれしかったなと思いましたが、「すごい」ことはちゃんと伝わってきているし、来週説明してくれそうな気もする。2話目もカラーページがあるので楽しみだな。

アオのハコ

127 震えるね

今回は登場人物全員部活メインの回。真面目にスポーツしてる感じが学生らしくて好印象でした。

兵藤妹が大喜(たち)を家に誘うのはかなり思い切った行動ですが(体育祭のときの返事的に彼女がいるのはほぼ確定だってわかるので)、兄がいる関係でそこまで異常な行動には見えないのが強みなのか弱みなのか……という感じ。兵藤妹は「家」って言っているのを晴人の方が「近くの体育館ね」って上書きしたことで大喜のガードが緩くなってる描き方も上手い。

アオハコはあんまり恋愛的にごちゃったことをしなさそうなので、個人的には千夏先輩が「浮気……!?」ってなるというよりは千夏先輩の嫉妬とかを見られる感じだと思っています。でもそのためのキャラクターだとすると失恋するために出てきたみたいでちょっと可哀想になってきたな……。あと晴人ちょっとおもしろいな……。

ONE PIECE

第1099話 “平和主義者”

ONE PIECEの話数見る度になんらかのバグか?と思う。次で1100話、すごいですね。

今回はくまが国王→海賊になる経緯。くまの性格を考えれば本当にくまが「悪」ではないことはわかっていましたが、ここに至る経緯も本当に残酷すぎる……。ちなみにベコリ王が言っている「東の国ではこの政策が成功し……!!」の東の国はおそらくゴア王国でしょう。年代も合うし……。
この辺、そんなに情報伝達が早いのはちょっと不自然な気もしますが、世界政府側で「良い事例」として各国の王に教えた可能性はありそう。最悪です(想像で最悪とか言ってしまった)。

ボニーが“トシトシの実”を食べた経緯は謎のまま。このときくまが泣いているのは多分、「病気のせいでボニーが成長した姿を見られることはないはずだった」というがあるんだろうな……、と思うと本当に泣けてくる。

くまにとって数少ない幸運のひとつは間違いなくドラゴンとベガパンクが旧知の仲であったことと、ベガパンクがボニーの病気を治療する方法を確立していたことだったんだろうな……。また、ベガパンクがマッドサイエンティストではあっても、悪の心を持っていたわけでもないというのもそのひとつだったと思います。

だからこそ、“平和主義者(パシフィスタ)”という名前をつけたときのくまとベガパンクの笑顔が……本当に……、このあとこのくまのサイボーグが何をするのか知っていればこんな名前をつけることはなかっただろうとか色々よぎって涙が出てきた。最初にパシフィスタが出てきたとき「なんて皮肉な名前なんだろう」と思ってましたが、その名前が皮肉なんかではなかったこと、皮肉になってしまうような運用を強いた体制のことを知ってしまうと言葉も出ない。本当に惨い。人間の尊厳ってここまで破壊できるんだ。惨すぎ。

次回1100話だ!!!ワーイ!!!って気持ちが吹き飛ぶような1099話でした。でもホントにストーリーはおもしろい!!!つらい!!!おもしろい!!!心がめちゃくちゃになる!!!

キルアオ

page 31 波乗り家庭科部

今回も家庭科部が仲良しで楽しそうで何より。謎の黒バスっぽさも見せて先生も絶好調って感じでよかったです。

特訓先で対戦相手と遭遇するのは「それでいいのか?」感がありますが、これスポーツマンガではないしな……。また、胸を押し付けられようが、娘と同じくらいの年の女の子には一切感情がない(むしろ悲しさがありそう)十三は徹底していていいなと思いました。

民宿の男子部屋の構成が「殺し屋(中年)」「殺し屋(変態)」「一般男子(文化系)」なの文字面だけ見ると普通に地獄なのに、ここで一番ぶっ込んでくるのが一般男子だからこのマンガやめられねえぜ!みたいなところがあります。

SAKAMOTO DAYS

DAYS 145 カチカチ

勢羽兄弟の過去が結構しっかり描かれた回でした。このマンガ、むしろ主人公周りの方が家族周りが不明瞭かも……、になってきたので坂本のJCC入学前とか南雲のスパイ家系の話も見たくなってきました

息子を一流の殺し屋にするためにヒスって虐待する父親、普通に最悪でした。また、真冬がORDERになりたいのは兄の夢のためであることも発覚。これは先週予想した通りでした。とはいえ思っていたよりも切実でしたが……。

ここで出てきたのが「殺連直営のORDER育成施設」。「表向きは孤児院」ってところでおそらくアルカマルのことだと思います(複数ある可能性もありますが、そこまで複雑にする理由もないので)。「あの黒い噂が絶えない」「報告されてないだけで何人死んでると…」辺り、本当にろくでもない施設であることがわかります。そもそも極秘なはずなのに普通に情報漏れてるっぽいところも最悪。このアルカマルが殺連全体でやってたものなのか、麻樹主導なのかで結構印象が変わるのでここは早く知りたいところ。

表向き孤児院なのに、夏生(現在20らしい)が卒業してから入れるのか?という疑問もありますが、宇田くんは教諭としていたみたいなので、表向き教諭として入って訓練する人もいるのかも。どちらにしろアルカマルだとすれば炎上・消失してるはずですが、真冬がそのことを知らずに今もORDERになろうとしてるとしたら結構可哀想ですね。場を移して続けている可能性も全然ありますが……(むしろアルカマルがプロトタイプで今はしっかりしたのがある可能性すらありそう)。

しかしここまでORDERに固執する勢羽父を見ていると、坂本、南雲、赤尾の才能って本当にすさまじかったんだな。このマンガ、魔力とか超能力みたいなわかりやすい強さの指針がないので作中の表現から強さを感じられるのが好きです。

そして満を持して勢羽兄も登場。脳波遮断効果があるせいでシンも気付いてなかったのかな。会場に入れた理由はチケットをどうにかしたのか(普通にチケット取ってそうなんだよな)、透明だから入れたのかわからりませんが、とにかく来てくれてよかった!!!

この回想、シンに見えてたのかどうかも来週教えてください!!!

大佛の凍結は特定の性癖の人には刺さりそうですが、世界観的に完全に凍ったりするとおそらく普通に死ぬので表面だけで、この後3人で制圧かな……。大の男3人いても「流石に勝てるでしょ!!!」って気持ちにならないので大佛はすごい。また、制圧したとしてもORDERを戦闘不能のまま放置しておくとスラー陣営に殺害される恐れがあるのでちゃんと回収して欲しい(まだ勝てるとは決まってないけど……)。

夏生の参戦でオールスターに近付いてきてわくわくしています。

これは余談ですが勢羽父、こんなに虐待じみた方法で息子を一流の殺し屋にしたとして……、自分が殺されるかもしれないとか思わないのか!?めちゃくちゃ愚かでは!?まあ、「自分が殺されてもいいから息子を一流の殺し屋にして他人を見返したい」まで行っていたら狂人としての格はありますが、あんまりそんな感じもない気がします。

今回は勢羽夏生と篁のキャラクターデータも付属。これコミックスにも収録して欲しい。

呪術廻戦

第243話 バカサバイバー!!~さんざめけ~

No.297 ピンチャンの方がサブタイトルかと思ってびっくりしました。コンビ名だったんですね(コンビ名だったんですねって何?という話でもある)。

桃太郎の漫才が普通におもしろいのが妙に悔しいな……、と思いながら読み進め、その勢いのまま高羽の「終わりたくねぇ」に共感してしまい、なんだかしんみりした気持ちで「超面白かったよ」のコマを見た瞬間、夢の終わりのような、1つのマンガの最終回を見ているような気分になりました。そして、それはもしかしたら高羽の「夢」が叶う瞬間を……とか考えながらページをめくった瞬間の衝撃!!!リアルに「ウソウソウソ!?!?!?」って声が出てしまった。屋内で読んでよかった。

そこからの展開は一瞬で、乙骨の一閃により羂索の……というよりも夏油の首が落ちます。先週のトラックを超える展開の早さと言っても過言ではないこの……何!?本当にびっくりした。

でも羂索はもっとびっくりしたと思う。

さらに、乙骨の呪力にすら気がつかなかった理由が「(高羽との時間を)邪魔されたくなかった」って、どういうこと!?誤解を恐れずに言うならこれってもはや「愛」なのでは!?えっこれは飛躍しすぎ!?でもちょうど五条、宿難も愛の話をしていたところだったのでこの説はそれなりに有りだと思います。

思えば呪術廻戦ってずっと「愛」の話をしていたような気がする(存在しない記憶かも)。それぞれの人、呪霊によって形が違うせいでわかりにくかっただけで……。えっ、羂索の愛について考えすぎてこじつけみたいなこと言ってるかもしれないんですが、落ちつくまではこの説で行きます(?)。

気になるのはこの後の展開。羂索の「私の意志は受け継がれる」の真意についてですが、私はこれは虎杖になにか仕込みがあるんじゃないかな~と思います。次点で宿難。根拠は薄く、虎杖の母のエピソードがまだ拾われてない?くらいのものなんですが(拾われていたらすみません)、時期的にもそろそろ拾わないとどうにもならないと思うので……。

また、羂索の復活の可能性に関しては作中でわざわざ反転術式は首を切られるとアウトというのが書かれていること、羂索自身が「志半ば……残念だよ」と言っているので少なくとも羂索の意志では起きえなそう。ところでこれ高羽って死んじゃったんですか!?そうだとしたら悲しい……。

夏油の姿の羂索にケリつけたのが乙骨っていうのは結構エモ要素だと思ったんですが、上手く言語化できなかったのと、それ以前が衝撃的だったのであんまり書けませんでしたね。次辺りでまた宿難戦に戻るんでしょうか。ますます目が離せなくなってきました。

僕とロボコ

第163話 将棋とデート

元々パロディが多いマンガなのは知っていますが、バンオウが元ネタになると思っていなかったので笑ってしまいました。読んでてよかった、バンオウ。今はジャンププラスで無料で読めるので読んでない人がいたら読んで欲しいと思います。

アミューズメント景品のページも見たんですが、膝ぬいぐるみはマジで狂っていると思います。

夜桜さんちの大作戦

作戦204. ひふみ七変化

先週までの流れだと双子は本当にお留守番になっちゃうのかな!?と思っていたんですが、なんとかスタンプを集め切れそうでほっとしました。とはいえ、最難関の「当主」のスタンプが残っていますが……。ここで「母」ではなく「当主」としてってところが好き。

ギャグ調なので流しそうになりましたが、感情の制御が下手、というのは今後の伏線にもなりそうな気がします。

鵺の陰陽師

第28話 新しい隊長

隊員が女性、しかも生き別れの妹というのは全然予想できませんでした!!!でもビジュアルは好きです。これ、今回の話の流れだとあんまりわからなかったんですが、結局妹さん(シトツの変換が上手くいかない)は養子で、学郎とは血が繋がってないのか、養子ってことになってるだけなのかどっちなんだろう……。

なんにせよ、来週は学郎父の話があるようなので、そこで詳しいことがわかるのに期待します。

鵺の陰陽師、どういうジャンルで行くんだろう……、というのはずっと気になっていたんですが、この感じだとハーレムマンガ枠って感じになるのかな。こういうジャンルのマンガは最近のジャンプだとめずらしい気がします(言ってから思いましたが暗号学園のいろはもハーレムかも)。

ウィッチウォッチ

134 浮足立つ園児たち

この展開で幼稚園に入学し直すことあるんだ……。守人たちが学生であることを考えると妥当だとは思うんですが(妥当じゃないかも)、めずらしい展開でビビりました。

先生の描く園児たちの様子、かなりそれっぽい感じから「マジでイラッとしてしまうリアリティ」をざっくり引いた感じで上手いなと思います。それでも実際にお子さんがいる人は幼稚園を抜け出すシーンとかめちゃくちゃハラハラすると思いますが、これ「少年」ジャンプだしな……。でもそれ言ってしまうと少年ジャンプで育児ものやってんのすごいなという気持ちにもなる。

バブルーンの魔法の円が大きいほど高く飛べるルールは妙にロジカルで、先生そういうところあるよな~~~と思いました(一応書いておきますが好きな点です)。

あかね噺

第88席 舐めやがって

前まで気にしていた「掘り起こし」について結構説明があってよかったです。こういうところは監修もあるからか、かなりしっかり描いてくれる信頼感がある。それにしてもこぐま兄さんの自信のある顔めっちゃかっこいいな。引きのモノローグ的にやっぱり阿良川魁生が最も大きな歓声を浴びたんだろうか……。

また、こぐま以外にもぐりこ、あかねがそれぞれ頑張っている姿が描かれていて、互いに影響し合っているんだなというのが感じられたのがよかったです。

アスミカケル

Round23 猛者達

カラーページ、急なチャイナ服だけど2人ともかわいい。

唐突なモノローグで語られる戦い後日談、一瞬最終回かと思ってめちゃくちゃ心臓に悪かったけど、そんなことなくてほっとしました。格闘技のことあまりよく知らないって彼女に言われてフラれる、とかそういうリアリティも描いていく辺り真面目な構成だなと思います。

金之丞がやってきたのは意外でしたが、このマンガに出てくる人間は大体善人なのでジムも上手く回りそうでよかったです。気のいい兄ちゃんって感じで好感度が高い。

奈央さんのプロデビュー戦は順調、二兎の方も先週の予告通り新章突入と言うことで新キャラも続々出てきて今後が楽しみです。新キャラすげ~キャラ濃い人がいて普通にびっくりしました。

アンデッドアンラック

No.185 おあがりよ

本当に料理マンガが始まったので笑ってしまった。技術が追いつかない分は能力(ズル)で!!!という思い切りの良さがいい感じ不治を料理に利用するところまでは理解できましたが、不抜でうまみが抜けないようにする!!!というのは無理があっていい。普通に友才が困っていたのもいい。応援席のライラがかわいかったものとてもよかったです。

2話くらいでまとめると思っていましたが、なんとここで続くことに。円陣は前ループでもあまり語られなかったキャラクターなので今ループでちゃんとやってくれる感じっぽいですね。

逃げ上手の若君

第135話 兵糧1338

歴史物だと避けて通れないのはわかるんですが、味方側のこういう蛮行を見るの結構キツい。結城族(変なまとめ方をするな)がこういう役割になるなんて思っていなかったのもあって尚更……。

それに対して甘い北畠顕家は時行の言うとおり結構意外でした。とはいえ、こうでもしなければ勝てないかもしれない戦において(わからないですが)、蛮行をしたのは下の者!と切り捨てるのも器が小さい感じがするし難しいですね。

どうしてこういう采配になったか、というのが語られる来週が楽しみです。しかし、プライベートの北畠顕家の雰囲気が妖しすぎてこう、このギャップすごいな……、という気持ちであんまり集中して話を聞けないかもしれない。このギャップ本当にすごいな……。

最後のコマとか美女と野獣たち過ぎる。

カグラバチ

第11話 目覚め

先週「チヒロにも仲間ができるのかも」とか言っていたら本当にできそうな感じになってきましたが、どうなるんだろう。結構色んなタイプのキャラクターがいるっぽいので楽しみですが、カグラバチなのでもしかしたら全員かませになるとかそういうこともなくはないかも……と警戒しています。

あとヒナオが生きていて本当によかったし、薊は普通に良い人ですね。別にうさんくさくもないので結構好きになってきました。

妖刀の作り方やシャルの能力の使い方についての説明も入り、世界観の深掘りも始まったのでこれから面白くなりそうだな~~~と思っています。でもシャルがめちゃくちゃに削がれる前に早く助けて欲しい。チヒロが思っていたよりもずっとシャルのこと心配してくれているのはよかったです。クールな性格と言うよりは顔に出ないタイプなのかも。

【読切】電車田中(EITI)

悪い意味ではなく、雰囲気のいいマンガだったな~と思います。15ページと少ないページ数なので、細かい設定語りではなく「そういう世界観」としてキャラクターの心情を中心に描いているので読みやすかったです。なのでアオリの「電車田中、それは何者なのか…」という文章はちょっとミスマッチかも。

この電車が色々な乗客と旅(?)をするオムニバスとかを読みたい感じ。

暗号学園のいろは

第五十号 「問うに落ちず語るに落城」

いろはの語りでざっとここまでのダイジェストを語る形式のおかげでテンポがいい。カラオケしてた朧さんの話はもっと聞きたかったです(暗号的に必要だったんだとは思います)。

朧さんの逆張り(人の良いところを逆張りというのもなんですが)によって生かされたいろは・縁ちゃんが先に進む演出はよかったですが、後ろにいるのがゴーストっぽくて朧さんたちが死んじゃったみたいになってるのはちょっとおもしろかったです。

今回の件でクリアまでに時間制限もかかり、熱くなってきた!!!って感じでいいですね。

魔々勇々

No.12 「ミネルヴァという少女がおりました」

勇者と魔王と言っても、世界ごとに立場や境遇が違うというのを前回と今回で見せ、世界観を固めて来た感じがよかったです。必ずしもそれぞれの世界で最強VS最強で戦ってるわけではないんだな……というのが……。そう思うと最初のエヴァンとエンドがミスリードになってたんだろうな。

今回のコルレオは自身が焼けるのも構わずに突っ込んできて新しい能力を開花させるというめちゃくちゃ主人公ムーブをしていてかっこよかったです(主人公ですが)。その対象がエリシアじゃなくてミネルヴァってところもこう……、個人的にはえも言われぬエモさがあったと思います。

ツーオンアイス

第10話 道

1話と同じ演出で〆るのがかっこよかった序幕最終話。ちなみにサブタイトルはそのまま「道」でいいのかちょっと自信がない。

前回100点がすごいのかどうかわかりにくかった……、みたいなことを書いてしまいましたが、そもそも100点取ろうみたいな話だったことを今回の話を読んで思い出しました。私の記憶力が悪かっただけで……本当に申し訳ない……。

隼馬が見た景色が「綺更の先」で、それと見てなお「追いかけるのではなく向き合って、隣り合って」競技を続けたいという答えを出すのはきれいだなと思いました。

少年ジャンプ2024年1号 予告

次新年1号なんだ……、ホントに嘘みたいだ……。
発売日が12月なのも嘘みたいだと思います。

2023/12/04発売
表紙:累々戦記
巻頭カラー:累々戦記
センターカラー:ウィッチウォッチ
センターカラー:あかね噺
センターカラー:グリーングリーングリーンズ

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