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完走わずか11名のJBCF古殿ロードレース

 遠征編DAY2石川編につづきましてDAY3第1回古殿ロードレース。
山岳コースで完走11名というサバイバルレースを振り返ります。
(TOP写真:JBCFギャラリーから)

■レース概要

第1回古殿ロードレース
・E1 12.2km×7周=85.4km
・出走:84名
・完走:11名
・結果:4位
主催:JBCF

■レース機材

フレーム:look 785 HUEZ RS DISC
ホイール:BORA WTO DISC33
タイヤ:Vittoria Corsa G2.0 TLR 25C
空気圧:FRとも5.5BAR

今回、DISCブレーキの恩恵を大きく感じました。
古殿は下り勾配もきつく、テクニカルでブレーキの重要性は高かったと思います。
カーボンリムが溶けた方や、ブレーキシュー無くなった選手もいらっしゃる中、安心して止めることができました。

■レースレポート

 前日とは違い、E1のみ&昨日より出走時間も遅い予定ですが、早めの6:30には現地着でした。が、しかしまた・・・

3km離れた駐車場 左側数台は自力で脱出不能に・・

・・・まさかの駐車場満杯・・・
会場には何処にも止める場所がありません。
指定されたのは3km離れた駐車場でした。
ここもまともな駐車はラスト1~2台で、その後に来られた選手はぬかるんだ草地に駐車。
数台タイヤが埋まり出ることが出来なくなっていました。
(みんなで押しましたが脱出させるのムリでした)
今日は余裕と思っていましたが、出鼻をくじかれ、アップもそこそこに準備し、会場まで移動必須です。
レース前からサバイバル・・・

サイン・車検を済ませて実走アップと思ってましたが、自転車を並べてと指示されそれも叶わずアップほとんどなし。
でも、昨日と違い2列目ゲットです。

車検後、自転車整列
タナボタ的2列目スタート

古殿のコースは序盤2つの登坂を含むアップダウンからテクニカルな下りを経て、ゴール前まで3.5kmほど登ります。
平地は無く、キツいアップダウンのみの鬼畜コース。

E1スタート

[序盤]
1周目、テクニカルな下りは前で入りたいので、登りでペースを上げます。
試走ができていなかったのですが、予想以上にいやな下りでした。
2周回終了前にスプリント賞狙い?で飛び出しがあり、これを追ってRCC中里選手と2人ジョイン、3名で集団から先行することに成功。

1周回終了前 集団は半数程度に減っていた

[中盤]
後方集団とは30秒以上のビハインドあったと思いますが、エリートツアーの1位・2位を含む3名が追い付いてきて先頭は6名に。
恐るべし・・・
後方集団は数を減らし、もう追い付いてくることはありませんでした。

3名の逃げに3名ジョインし6名に
メイン集団?も数を極端に減らす

[終盤]
このメンバーではスプリント力も含めゴール前では分が悪いので、6周回目、前へ出てペースアップを図ります。
当然、誰一人離れません。
テクニカルな下りでは私が一番下手で車間を開けてしまい、それを登り返しで埋める作業を毎周回して、自分の脚が削れます。

最終周回へ向かう 奥が筆者 手前、優勝の寺崎選手

[最終盤]
最終周も6名のまま。
なんとかテクニカルな下りを3番手で抜け、登り返しでアタック。
後続とのギャップを作ることができました。
ですが、もう自分の脚がありません。
それでもあきらめずに踏みましたが、ジワジワ詰められ3~4名に。
登りきる前に寺崎選手アタック。
1回目は反応できましたが、2回目は対応しきれずドロップ。
最後はフラフラになって4位でフィニッシュしました。
過去最高にキツいレースでした。

JBCFギャラリーから

完走は先頭6名に、後続5名の11名というサバイバルなレース。
ペースで走っても削られるコースは、自分向きですが、あと一歩の力が足りないことを実感しました。


第1回ということで豪華賞品!

■トラブルなど

機材:無し
身体:極度の疲労

■敗因

 最後の最後で得意な登坂で脚が売り切れで遅れました。周回中のペース配分も大きく影響すると思いますが、やはり最後1周を自分のもっている力を発揮できるような強さを追い求めたいと思います。

サポート頂きましたチーム、応援いただきました皆様、ありがとうございました。


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