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「ちゃんとする」ってなんだ?

小田桐あさぎさんの「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本 
この本の最初に、「ちゃんとするのをやめましょう」と書いてある。

読んでみると、私、すっごいちゃんとしてるなーって事に気づいた。
おそらく、これを読んだ人のほとんどが同感してくれるはず。

ところで、そもそも「ちゃんとする」ってなんだ?
そんなこと疑問に思ったことなんて一度もない。
私たちは「ちゃんとしなさい」と言われて育ってきた。
そして、当たり前のように、自分の子供にも「ちゃんとして」と言ってきた。

じゃあ、ちゃんとしないとどうなるのか。
誰かに迷惑がかかるのではないか。
果たして本当にそうだろうか。

ひとつひとつ、自分の行動に対して、向き合ってみると
ちゃんとしなきゃという理由でやっていたことが
とても多い事に気が付いた。

例えば、疲れているのに無理して食事を作る事。
なぜ無理してまで作らなければいけないのか。
たまにだったら、買ってきたお弁当だって別いい。
お金がもったいないって思ってたけど、この1食を
お弁当にしたところで、生活が苦しくなるわけでもない。
夫に絶対作れと言われてるわけでもない。

洗濯も同様。
どうしても今日やらなければいけないのか。
確かに溜まってしまうリスクがあるものの
疲れていたら、明日に回したって別に問題ない。

全部、私が勝手に、妻だから、ママだから
ちゃんとやらなきゃと、思い込んでいることに
気がついた。

そして本には次にこう書かれていた。

あなたは100%疲れている!

ハッとした。
疲れているのに、無理して頑張ってる
これが当たり前だった。
この状態はもう疲れのピークなのに、まだまだ大丈夫と思っていたけど、
私は100%疲れていた。
そんなことにも気づかないくらい、
この状態が普通だと思っていた。

きっと、これを読んでくれているあなたも、同じじゃないかな。

まず、自分が疲れている事を認めよう。
頑張ってることを認めてあげる。

これがとっても大事なことだと教えてもらった。


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