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パーソナリティの意識を上げていく

サイキックな能力を上げることと霊性としての意識を上げていくことは別の話になります。

私たちが個人的な能力をどんなに上げようとしてもやがては限界にぶつかります。
しかし、この身を神聖なる計画の一部として奉仕のために完全に明け渡す事ができた時、私たちの中に聖霊による力が通り、様々な奇跡を起こすことができるようになります。

肉体で神性を超えることは出来ないのです。

肉体は朽ちますが、神性は永遠のものです。

私たちがパーソナリティの意識を上げていくためにはこの神性を理解しなければなりません。

病気や飢えや貧困による恐れ、愛情を得られない恐れ、人や社会に認められないこと、大切なものを失うことなど様々な恐怖や不安を潜在意識に抱えて生きているのが人間です。

私たちの中に神性、神としての資質や力や知恵が忘れ去られているために、私たちは人として強く生き抜こうと学び、働き、健康を維持し、家族やコミュニティを作って、安心を得ようとします。

恐怖や不安による意識から未来を心配し行動している時、私たちはまだ目が見えず、耳も聞こえていない、低い次元の意識のままです。

ここから意識を上げていくためには、まずは潜在意識の中にある恐怖や不安、心配ごとを減らしていくしかありません。

不安や恐怖ではなく、平和と調和へと意識を向けるように意識をコントロールするところから始めていきましょう。

例えば、将来のためにお金を貯めようと考える時、大きな病気になったら働けなくなり、稼ぎが減って食べていけないと将来の不安を前提にお金を貯めようとする人がいるとします。

このような人はいつもお金がないと大変!とお金を失う恐怖を潜在意識の中に抱え込んでいるので、お金以外の幸せについて考えるヒマがありません。

お金は人間が社会の中で便利なツールとして作り出したもので、お金が安全や幸せを生み出してくれる訳ではありません。

潜在意識の中に不安や恐れを抱え込んでいる人は解決すべき問題をお金の問題にすり替えているだけです。

さまざまな欲望を刺激される社会の中で暮らしながら、意識を上げていくことはとても大変です。

むしろ、能力を上げていくことの方が高い能力によって人に賞賛されたり、稼ぐことも出来るので、自分の気持ちを満たしやすく励みやすいのです。

しかし、意識を高めるための努力は周囲の人には理解されないことが多いでしょう。
あなたの内側の変化や成長を大天使たちも神も喜んでいるのですが、私たちの目が開き、耳が聞こえるようになるまではその祝福に気づけないことが多いのです。

パーソナリティの意識を上げていくと、あらゆる恐怖や不安から影響を受けなくなっていくという素晴らしい恩恵があるのですが、それよりも目の前の暮らしや様々な欲に釣られて横道に逸れてしまうのが人間なのです。

何度も何度も回り道をしていたとしてもいつかは必ずパーソナリティの意識を上げ、転生による学びを終えることができます。

道を間違えたり、迷ったりすることも時にはあるでしょう。

でも、それもその人にとっては必要な学びであり、どのように学び、意識を上げていくのかはそれぞれ自由なのです。

最短で上げていきたい人は真理を一生懸命学べばよいですし、痛い目やスリルを味わいたい人は小さな子供のように体験してみれば良いのです。

意識を上げていく中で一番外すべきは抑圧すること。

自分の欲求を素直に認める。
欲求からの行動によって起こる出来事に自分が責任を取る。
この二つを心がけて、潜在意識の中に潜んでいる欲求や欲望をコントロールしていきましょう。

体験は学びをもたらします。
どのような欲求や欲望も手放して神性に明け渡す生き方も素晴らしいですし、自分の中にある欲望や欲求を全て体験してみようという試みにも意味があります。

ただし、故意に人を傷つけたりすることはカルマとなりますからやるべきではありませんが。

パーソナリティの意識が高まるといかに自分が無意識に生きていたのかに気づけます。
無意識に暗闇の中に生きるのではなく、意識的に光の中を歩んでいく。

私たちはいつも光に照らされているのですが闇が濃すぎるために気がつかないだけなのです。

パーソナリティの意識を上げることは潜在意識にある重くて暗い闇のカーテンを開けて光を入れることです。

たくさんの光が差し込むようになった時、私たちの心から不安や恐れが消えていきます。

少しづつ闇のカーテンを開けていくように潜在意識を綺麗にして、意識を上げていきましょう。

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