見出し画像

魂とは?

キプロスのストロヴォロスの賢者と呼ばれたダスカロスの娘であるパナヨッタ氏は「キリストのたとえ話」の中でこんなエピソードを語っています。

予期せぬ質問を人々に浴びせかけることも大好きだった父は、例えばこんなことを尋ねたりもしました。
「あなたは魂を持っていますか。」
「はい、もちろんですとも」尋ねられた人は答えます。
すると、父は笑ってこう言うのです。
「いや、それは違うんだ。あなたは魂そのものであって、あなたが持っているのは体さ。」

私たちの多くは体が自分であるように錯覚して生きています。
しかし、体は魂の入れ物であって、私たちの存在の本質は魂です。

体は朽ちますが、魂は永遠に生きています。

私たちは遠い昔から何度も新しい体を受け取り、様々な人生を生き、成長しています。

成長しているのは体ではなく、私たちの本質である魂としての自己です。

体の成長は時間経過による変化でしかありません。

自分が何であるか?を忘れて、体のために生きてしまうと余計なことばかりに時間とエネルギーを注いでしまいます。

この体での人生は一度きり。

迷ったら、本当の自分がしたいこと、やり遂げたいこと、体験したいことをやってきたか?取り組もうとしたか?を問いかけてください。

本当にやりたいことを体験して、自分だけの学びを深めて意識を成長させていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?