見出し画像

失敗した時や壊れた時に「おしゃかになった」というが、この「おしゃか」とはいったい何??

「おしゃかになった」という言葉は、物事が壊れたり、失敗したりして、使い物にならなくなった状態を表す俗語のひとつです。この言葉の「おしゃか」という語源には、いくつかの説があります。


一説によると、「おしゃか」という言葉は、江戸時代に使われていた「お尺(おしゃく)」という計量器具に由来するとされています。お尺は竹や木でできており、長年使っていると劣化してひび割れたり、破損したりすることがありました。そのため、お尺が壊れたり、使い物にならなくなったりすると、それを「おしゃくがなった」と表現したのが、「おしゃかになった」という言葉の起源となったという説があります。


また、別の説によれば、「おしゃか」とは「散華(さんげ)」という言葉の転訛であるとされています。散華とは花が散ることを表す言葉で、転じて人が死んでしまうことを表す場合もあります。ここから、「おしゃかになった」という言葉が生まれたとされています。


どちらの説が正しいかは定かではありませんが、いずれにしても、「おしゃかになった」という言葉は、物事が壊れたり、失敗したりして、使い物にならなくなった状態を表す俗語として、広く使われています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?