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実践型研修で掘り出された現実!

「誰かの役に立てる仕事に就きたい」

最後はそう言って辞めた前職。
「周囲に明るく接するのは本当にあなたではないと思う」
最後の上司との最初のきっかけはその言葉からだった。
今まではみんなに喜んでもらえた『親切』が作り物と否定された瞬間だった。
相手に合わせたペースも最後は持たなかったくらい、私は特に早いほうではなかったと思ったが、「タイピングも仕事も早くて周囲は仕事のペースを乱される」と言われたくらいだった。
明るさを消し、速度を落とし、プログラミングされたロボットのような仕事に息が詰まっていたころに病気が確実なものになった。
辞職のいいきっかけになったといえば聞こえはいいが、周囲の求める対応と上司の求める人間像の不透明なギャップは私にとって自分のこれからの生活との天秤には乗り切らなかった。
これで最後、と決めた職場。できればパーキンソン病でもなんとか工夫して続けたかった。
でも周囲の建前ばかりの壁の中に1人1人の真意が見出せない毎日に、この現状で1年、2年…と過ぎていくことが恐怖でたまらなかった。
だから辞めたはずだった。
少しでいい、休みたいと思ったから。

辞めてみて1か月

正直1か月、何も手につかなかった。
それでもいろいろな転職サイトから連絡がきた。
でも、外に出る気にならない。楽をしたかったわけではない。

私の中の『何か』で役に立たないかなあという気持ちととにかく今は何もしたくないという気持ち。
許されるなら半年…1年…、いや、あほたれぃー!と自分を奮い立たして…。

難関は1個。病気病気で継続が難しかった職歴。
病気なのか、と聞かれれば答えようがないけど、本当に身体が持たなかったんですぅ…

営業事務の案内を受ける

最初はどんな会社かとも思った。
そもそも営業職を避けてきたのに営業事務って何するの?
そんな私に勤まるの?
疑心暗鬼だったけどとにかく一歩動かなきゃなにも始まらない!と思ってまずは説明会に参加してみた。
やはりZOOM。

コミュトレで慣らしておいてよかったー。
そうして今回の研修の案内を受けた。

実践型研修で掘り出された現実!

まずタイピングからだった。
久しぶりでもなかった。
ついその間某派遣会社のやってコテンパンにやられてたから。

ああ、そうか。
タイピングは基本なのか。
そ、そーだよね…
成績はまさかのD…くおー…

今回はそれでも手先をほぐしてやったけど、手先こんなに動かなくなってるとはー!
ぅおのれー…

よ、よし。
面接までの下準備項目じゃー…あとは『聴き取り』と『要約力』も最初の艱難で迫ってくるとわかった。

先ず訓練とリハーサルできる実践の場が欲しいと思った。

できることをしよう!

まずはタイピングは朝、練習時間ができそうとわかった。
あとは『聴く力』の前に『言葉を拾える耳』を作らねばと思って調べると『音読』がいいとわかった。

子供の時を思い出た。
本読んでいたお陰で読解力がある、と親に褒められた記憶を思いだした。
これだ。

ついでにドーパミンだそう。

そう思ってとにかく明日からやってみようと思うのです。
何でも挑戦。
ご縁があってもなくてもいい経験になる。

大事なのはただ仕事したいんじゃなくて誰かの困ったの一役。
これからはそういう人生をゆっくり楽しく送りたい。勉強もそのために色々学びたい。
お金もそのために使いたい。

『…善因善果。』
前を向いてまたがんばります。
今はそんな気持ちです。
よし、寝よう。
おやすみんごー

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