最近のブランディングという言葉への違和感について
今日久々にブランディングとは何かという話をした。
元々実は体調がすぐれなかったけれど、その話で少し元気になったりした。
これはいろんな論があるし、自分的にはこうだ的な思想的な話だと思うので、異論は認める。
近年、ブランディングとサービスデザインを履き違いてると思うことが多い。
本来ブランディングとは信念に基づくコミュニケーションのこと。
つまりは本音をユーザーのインサイトに即してコミュニケーションしていくことだと思う。
一方で、信念がないまま「儲かるから」「売れるから」というだけで、ユーザーに対して訴求していくことをブランディングと呼んでいる事例を多く見る。それはサービスデザインだと思う。
この違いがなぜ大切だと思うのか掘り下げてみた。理由は明確で、そこに願いがなく、お金だけが稼げる世界を私は良しとしたくないからだった。
ブランディングがサービスデザインとして書き換わる未来。それは想いのない、お金を稼ぐことしか目がないサービスをブランディングという言葉で作り続けていく未来なのだとしたら、人類にとってなんと悲しいことなのだろうかと思う。
そしてまた働く従業員も、お金のためだけに働くのだろうか。
そしてそれほどに余裕がなくて苦しいとしたら、これほどまでに、物質的に満たされた世の中において、社会の敗北と言えるのではないか。
便利で安全な世の中な中で、私たちはサービスデザインである広告に日々揺さぶられながら生きている。
でも本来のブランディングが込められた広告に日々想いを揺さぶられて生きていたいと思う。
便利で安全な世の中だからこそ、自分の信念をぶつけてくるサービスに出会いそこに愛を持ちたいと思う。
そんなことをイチユーザーとして、イチビジネスコンサルタントとして、イチ事業家として思いました。
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