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#セルフマネジメント100の質問 仕事が量が増えて対処できない。でも周りはハードワークできている。心身のバランスを取れなくなっているのですがどうしたら良いですか?
こんにちはNO WALLs株式会社代表/セルフマネジメントプロデューサーの高橋奎(@_keitakahashi)です。
6月から開校した、セルフマネジメントの学校、9月から第2期開始予定です。詳細気になる方は、お待ちください!
普段は、セルフマネジメントプログラムBeatにて、経営者やフリーランスを中心した方々のセルフマネジメント習得支援や、 #セルフマネジメントの学校 、新卒やマネジメントレイヤーを中心としたセルフマネジメント研修を行っています。
▼プロフィールは下記になります
YOUTRUSTにて研修も実施しました
本企画 #セルフマネジメント100の質問 についてはこちら
Q.今回の質問
どんどんと仕事の量が増えていって対処できません。でも、周りはハードワークをしているので自分だけやらないわけにはいかない、でもそうすると自分の心身のバランスを取ることができなくなります。どのように対処するべきでしょうか。(新卒2年目)
ご質問いただきありがとうございます。
本当にカオスな環境を直向きに走らなければいけないという現代社会を表している現象で、共感する方も多いのではないでしょうか?
質問内容に付け加えて追加でのヒアリングがないと難しいところではありますが、想像も含めてお答えしたいと思います。
事業のフェーズはどこか?
まず環境から考えたいと思います。事業のフェーズによる問題があるのではないかと思います。
事業の形ができている企業であれば、成果が出ている仕事に注力し、成果が出ない仕事は徹底的に捨てていくことで、タスクを減らすことはできます。これは、事業として形ができていると、追うべきKPIが分かりやすく定まっていることが多いからです。
集客をどのくらいすればいいか?コストはいくらかけられるか?事業目標として数値はどのくらい伸ばせばいいか?など、工場のように仕組みがあることで、追うべきものがはっきりしています。
そのため、その数値目標を達成するために成果の出ない仕事は極力捨てて、成果の出ることをまずやり切る意思決定ができます。
また、タスクが減ることで考えるゆとりができ、違ったイノベーションが起こすことができるでしょう。
しかしながら、まだ検証を重ねていく段階の事業は異なります。とにかくたくさんのアクションを積み重ねていき、仮説の検証をスピーディーに行う必要があるからです。
そうするとどうしても、早く仕事をして、検証を行うことが重要になります。これは事業上の構造の話になるので、そういうものだと捉えるのが必要だと私は考えています。
ハードワークについていけないことをどう捉えるか?
ハードワークについていけないことは、シンプルにスキルや経験の差があることは仕方がないという側面はあると思います。
長年最前線で経験を積んでいる人は、仕事の要領を掴み、経験から仕事の進め方や社内での関係性などもできているでしょう。一方で、スキルや経験がまだ乏しいのであれば、人の分働いても、スキルや経験がある人と同じアウトプットを出すことはできないのではないでしょうか。
また、仕事を理解できることとできることは雲泥の差があると私は考えています。ビジネス書を読んだり、理論を学ぶことはこの時代かなりしやすくなりましたが、それを実践できるかどうかは全くレベルの違う話になると思います。
ここで大事なのは、この事実を素直に受け入れることです。そして悔しい気持ちがあるのであれば、それもしっかりと噛み締めるのです。
よくある現象としては、今まで同世代と戦ってきた中では勝てていたが、いざ社会人となり、年齢の差を超えた戦いになっているにも関わらず、その力の差を受け入れられないことから、ストレスを過剰に感じすぎるということです。
ハードワークとは仕事の成果の手段である
そしてまた、ハードワークとは仕事の成果の手段でもあります。これを間違えてはいけません。よくハードワークをしていることに酔っている人がいますが、それは別に良いことではないのです。目的は成果を残し、人々に価値貢献することではないでしょうか?
そう考えると、自分はどんな成果に向かっており、それ成果のレベルは、今の自分に正しいレベル感なのでしょうか?
「限界を決めるな」という論もありますが、無限に働くような思考を持つことが耐え切れないために起きているのが、この質問だと思うので、私はこの視点が重要なのではないかと思います。
私は、質問者の方の意図として、自分が背伸びして出せる成果ではなく、先輩たちと同じ成果を出さなければいけないと、感じているように思いました。
もちろんその気持ちはとてもわかるのですが、あなたは先輩たちと同じではありません。
持ち前の個性と特性があり、また志も彼らとは異なる唯一無二の存在です。
あなたがこの会社で残したい成果とは何か?自分が今できる最大限の成果とは何か?
他者と同じ成果を求めて疲弊しすぎるよりも、自分ができることをしっかりとして、組織に貢献することが私には必要なことだと思い、その結果ハードワークとは生まれるものなのではないかと思います。
自分自身が何をどのくらいすれば良いのか、パニックになっているのではないでしょうか?
心身のバランスを取るために行うこと
上記を踏まえ、心身のバランスを取るために行うこととして、根本的な解決策をお伝えします
■根本的な解決
自分が何をどのくらい頑張ればいいか、素直に自分の気持ちや思いを上司に表明し、ストレッチな目標/状態を合意することです。
心身の状況が不安定になることは、上司にとっても由々しき事態だと思います。ある意味、その不安定さを引き起こさないことも、重要な仕事だと思います。(そもそも心身の状態が壊れて良い人なんていないはずです)
今の現状は、何にどのくらい取り組めば良いのか「パニック」になっていると思います。スタートアップベンチャーでは無限にやることはあるので、仕事はどんどん生産されてしまいます。だからこそ、仕事は無限に増えるのです。その時タスクコントロールをマネージャーがすることは超難易度が高い仕事です。理由はメンバーの感情やタスク量を正確に理解することには、限界があるからです。
だからこそ、必要なことは、メンバーから仕事の量についての限度を伝え、目線合わせをすることが大事なのです。
そういう背景もあり、私はセルフマネジメントが大事だと思っています。
ちなみに参考になりそうな、キュービック代表世一さんのnoteを貼っておきます
最後に
今回のように、思い思いに、質問に回答していきたいと思います。
質問は、Xでハッシュタグ
をつけて投稿するか、高橋のSNSへのDMをお願いします。よろしくおねがいします。
高橋奎 X:@_keitakahashi
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