5人以上で話すときに会話に入れない人がやること
「仲の良い友達と2人だと話せるけど、たくさん人がいると会話に入れない。」
「何も話さなかったら「楽しんでる?」と心配される。」
「みんな話してて、いつが自分のターンなのか分からない。」
周りを気にしやすい人がよく悩んでいるパターンです。
「みんな自分の事しか見てないから、あなたのことは気にしてないよ」
という気休めではなく、
具体的に何をするべきか紹介します。
「聞く」に全振りする
会話は、「話す」「聞く」「回す」の3パターンしかありません。
周りを気にしやすい人は、「回す」も向いてると思います。
しかし、ちょっと度胸が必要なので、最初はあまりお勧めしません。
「話す」は自分のターンになって、話せる話題があるときしかできません。
4人も聞き手がいると、緊張して上手く話せないかもしれません。
4人もいれば誰か話しているので、「聞く」に徹してください。
どう「聞く」?
リアクションを少しだけオーバーにして「楽しい・おもしろい」アピールをしながら聞いてください。
知らない話の場合は、「それもっと教えて・なんでそうなるの⁉」という感じで聞いてください。
ニコニコするというよりは、興味がある感じで良いです。
(笑顔があれば、さらに良いです)
お笑い芸人さんなど、話が超うまい人でない限り、
会話において重要なのは「聞く側」です。
「話す側」ではありません。
自分が話しているときに経験あると思いますが、
「話のできばえ」は「聞く側のリアクション」が決めています。
全く同じ話をしても、
つまらなそうにされると、「話すの下手だったな」と思うし、
おもしろそうにされると「上手く話せた」と思うのです。
これは第3者が見ても同じです。
Aさんが話す側、Bさん聞く側だとして、
Bさんが面白そうに聞いていたら、
それを見ている第3者の自分は「楽しそう」と思います。
Bさんがつまらなそうにしていると、「つまらなそう」と思います。
3人以上の会話はこれの連続です。
雰囲気は連鎖する
誰かが話していて、楽しそうに聞くと、
「話して良い雰囲気」ができあがります。
すると、話している方の話も、不思議と本当に面白くなります。
自分が話す側だったとしても分かると思います。
聞く側のリアクションが良いと、
「乗ってくる」感覚が話す側に生まれるのです。
自分の友達にもいるのですが、聞くのがとてもうまい人は
「話してる数は多くないのに、なんか楽しい会にしてくれる人」というイメージになります。
よく笑う人なら満点です。
話してる側にとって、これほどありがたい存在はいません。
複数名以上の飲み会では、話すことを意識してしまいがちですが、「聞く」ことを意識してみてください。