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大西けい
2020年10月16日 19:11
さっきまで自分が身を置いていた世界とはまるで違う、遮断された空間。そこに漂う静謐な空気と程よい圧、緊張を味わいながら、作品と一対一で対峙する。間に介入できるものは何もない。瞬きも忘れるほどの時間が流れる。そんな個展を目指したいといつも思っている。個展は、作家としての力量の全てが試される場だ。会場、装飾、配置、照明、音楽告知、映像、写真、発信媒体。物珍しいことをやれば良いということ