14_田舎暮らしの楽しみ_田舎の飲食店
「けーすけ」と申します。
都内での会社員生活が5年半を過ぎた頃、うっすらと妄想していた田舎暮らしを実現させたいと思い立ち、その半年後には長野の山奥で生活をスタートさせました。
春がやって来ましたね。
私の住む長野の山の上はまだまだ桜が見頃です。
GWということで多くの行楽客が訪れ地域はとても賑わっています。
さて、寒い冬を乗り越えこれから気持ちの良い時期が続きますので、しばらく田舎暮らしの楽しみというテーマで、田舎暮らしを送る中で日々感じる楽しみについて、短めの記事を投稿していこうと考えています。
今日は田舎の飲食店のお話をさせていただきます。
チェーン店に慣れていると気付かないこと
私が都内で生活していた頃、外食をする際にはチェーン店を利用することが多々ありました。
メニュー・味・値段を把握しているので、どこの店舗でも入れる安心感に魅力を感じていました。
この時の自分を思い返すと、お店に訪れる目的はその料理を食べてお腹を満たすことだけだったように思います。
他に何かあるのか?と思われるかもしれませんが、田舎を暮らしを始めてからは、飲食店に訪れる際に別の目的を持っていることに気が付きました。
それは、お店の人とお店に来ている地域の人に会うことです。
お店の人に会いに行く
田舎は個人・家族経営の小規模な飲食店が殆どです。
行けば必ず同じ店主さんがいますし、席数も限られるので、2〜3度行けばすっかり顔馴染みになります。
都市部のチェーン店や、チェーン店で無くてもコンセプトの立ったユニークなお店では、店員さんではなくメニューやインテリアに気が向くと思います。
少なくとも私は、食べたいものを食べてお腹を満たすこと(もしくは素敵な空間に滞在すること)しか意識していませんでした。
店員さんと顔馴染みになると、ご飯を食べに行くことと同じくらい店員さんに会いに行くという気持ちが付いてきます。
店員さんの顔が見えるお店に対してお金を払うという行為は、そのお店や地域に対する小さな貢献の気持ちが生まれ温かな気持ちになれます。
お店に来ている地域の人に会いにいく
田舎は飲食店の数が少なく地域の方が訪れるお店が限られるため、お店が地域の方々の交流の場になりやすいと感じます。
お酒が飲めるお店には地域のおじさま方、喫茶店にはおばさま方、若い方が営む今風のカフェにはお子さま連れの家族といった具合です。
都市部に比べ娯楽が限られることも影響しているのか、食事をする場が人と人を繋ぎやすい環境だと考えられます。
私も地域のお店に通う中で顔馴染みが増え、地域とのつながりを感じられれようになりました。
田舎の飲食店は、地域の賑わいを生む大切な存在なのかもしれません。
特に移住者が開くお店は地域の新たな風となり、その地域が変わっていくきっかけを感じさせる気がします。
自分も素敵なお店を開いて地域活性のきっかけになれたらな。。という想いはありつつ、会社員からシフトするほどの想いにはなれていませんが、いつかそんな取り組みが出来たらな、と思っています。
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