見出し画像

#6「高橋名人の冒険島」(1986)

ゲームセンターCXで有野課長がやっているのを見て自分も挑戦した思い出を書き留めてみる。
ポン・デ・リング食べながら見てください。



・ゲームセンターCX

老眼とか無縁だった頃の有野課長

今こうして色々なゲームに興味を持つきっかけになったのが、今もフジテレビのCSで放送されている「ゲームセンターCX」
よゐこ有野が様々なレトロゲームのエンディングを見せる為に攻略するという番組で高橋名人の冒険島も挑戦してきたゲームのひとつでした。

ゲーム屋のチラシとかでスーパーファミコンで発売されていた高橋名人の大冒険島Ⅱをパッケージで見るぐらいで、そこから徐々に高橋名人という人物がいて、連射が得意だったとか知るようになった。

なのでCXを見てからファミコンが最初だったのは知らなかったし、元々セガのワンダーボーイが原作でファミコンで販売する際、人気だった高橋名人を主人公にしたこともここ最近知った。

発売当時は激ムズソフトと言われていて、攻略するのは難しかったらしく番組内でも課長が苦戦していたのを笑いながら見ていた。


・職業訓練校前に

短期間通っていた LEC中野校

大学中退後、やりたかった夢がありましたが全然うまく行かなくてやめてしまい、一時期ニート的なことやっていました。

家にいて一日中パソコンで文章を作っていたり、モンハン3やペルソナ2罰を夜中から朝までやって攻略していた生活をしてました。

金がなくなってきたら短期バイトをやったり、ハローワークのPCやジョブアイデムを見ながら仕事を探したりしていました。
何個かは契約社員でやってそこからみたいなことを夢見たが、どれもこれも酷いところばかりで心労共にボロボロになっていた。

さすがに無資格だとこんなんばかりしかないからヤバイなと思い、短期間ですが資格を取るためにハローワークの職業訓練校に行くことにした。


・頑張れ名人

コンテニューアイテム ハチ助

それから何日かあって、職業訓練校やハローワークでの面接が終わり、合格になって通うことがきまりました。
学校が始まる期間までは少し時間があったので、入る前に何か達成させるかなと思い、祖父の家に高橋名人の冒険島があったのでやることにした。

繰り返し課長のプレイを見ているのもあって、序盤はある程度はサクサクと攻略できて楽しかった。

昔からロックマンとかミッキーのマジカルアドベンチャー等のアクションゲームをやっていたのでこの手のアクションゲームは慣れ親しんでいた。

それと裏技アイテムでコンティニューができるのも大きかった。

ゲームオーバーになったら十字ボタンの好きな方向を押しながらスタートを押すとやられたラウンドの最初からスタートできるというかなり大事なコンティニューアイテム「ハチ助」

これがないとゲーム極めない限り、攻略は不可能に近いので確実に手に入れないといけない物なのである。

ハチ助の助けや課長プレイで学んだ要素もあって各面をクリアしていき、番組内でギブアップした7-1も越えてついに最終面まで到着した。

途中々々、有野課長みたいにゲーム中「頑張れ名人!」みたいな台詞を言って作品を楽しんだりしましたが、今思えば自分が頑張れよと言いたくなります。


・やらかした

海の生物の襲撃 8-2

8面ラストエリア、ここからは課長も7-1でギブアップしていたのとAD浦川がむちゃくちゃ苦戦したぐらいしかなかったので、初見プレイしたときはむちゃくちゃ苦労した。

AD浦川は8-3の後半の3匹のコウモリに何度も苦しめられましたが、自分は8-2のタコ地獄と8-4のクモ地獄にやられました。

こうもりは何回かやられましたが斧投げる感覚を調整すれば個人的にはなんとかなると思いますが、タコクモはやられてしまうと斧なし状態が長く、回避しかできないのにも関わらずザコ数が多いのがむちゃくちゃキツく、さらに敵を倒せないフラストレーションが溜まって辛かった記憶がありました。

そうなってくると攻略も詰まり、戻し作業の繰り返しになってきて少しでも早くゲームを進めたいが為にボタンを連打する癖ができてしまいます。
そこで、ふとしたときに十字キーを押すのを忘れてボタンを押してしまう。

画面にはタイトル名の横で走っている高橋名人の姿が…。

コンティニューミスをしてしまった…。

散々有野課長のコンティニューミスで笑ったり、何やっているんだwみたいなことを見ながらよく言ってましたが…まさか自分がこうやってコンティニューミスをやってしまうと相当精神的にもキツかった…。

時間はまだありましたが心が完全に折れてしまい、そこでファミコン本体の電源を落として終了…クリアもできずに職業訓練校に行くことになった。


・再チャレンジ

エンディング画面

学校が終わり、次の資格取得までに時間があったのであのときのリベンジと思い、高橋名人の冒険島をもう一度やることに。

とにかくコンテニューミスはやらないということを頭に入れ、何回もやられて敵の配置や行動を覚えていき、ようやくキュラ大王を倒してクリアすることができた。

そんなことがあってから有野課長のプレイって、むちゃくちゃ頑張っていたり、奇跡のプレイを出すのって相当すごかったといことを改めて実感するようになった。

別のゲームでのコンティニューミスも笑っているが、自分もプレイしたら絶対にやりそうだなとつねに思っている…。

ゲームは1日12時間ぐらいだ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?