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ウリにするのは「商品」じゃない。「自分」
つい先日のこと。
妻と話していたら、
「久々にパンケーキでも食べたいね」という話になり、
以前行ったパンケーキ屋さんに行くことに。
そのパンケーキ屋さんは、
僕の中でパンケーキのイメージを変えてくれたお店!
それまではパンケーキって、
どうしても「デザート」ってイメージがあって、
ごはん好きな僕としては気が乗らない感じがあったのです。
でも、そのパンケーキ屋さんでは、
「フライドチキンパンケーキ」というメニューがあり、
それがごはん好きの僕でも大満足な一品。
初めて食べた時は、
うますぎて大興奮しながら、
ペロッといけちゃいました。
そんなわけで、
全く期待していなかった前回と比べて、
2回目の今回は、
とても期待をした状態でお店に行きました。
お待ちかねの、
フライドチキンパンケーキちゃんがやってきて、
いざ食べてみたら、
やっぱりうまい!!!!!
けど、同時に、
「あれ、もっとうまくなかったっけ?」
と思った自分がいました。
そして、その違和感はごまかせず、
最後の方は完全に箸が止まってしまいました。
(フォークとナイフだけどね)
「なんだこのどうでもいい話!」
と思わずツッコミたくなったと思いますが、
どうかもう少しだけ聞いてくださいませ、お代官様。(笑)
というのも、
この実にどうでもいい話が、
ビジネスでとっても大事なエッセンスを伝えてくれるからです。
それは「期待値を上げすぎない」ということです。
僕らは不思議な生き物で、
全く期待をしていないと、
そこそこのものであっても、
満足感を感じる一方で、
期待をしすぎると、
すばらしいものであっても、
満足感を感じにくくなるのです。
昔、テレビで、
超オンボロで汚いお店の、
最高にうまい一品を紹介する番組があったけど、
あれって、
見た目がボロボロのお店ってところが、
期待値を下げているからよりうまく感じるのであって、
全く同じメニューを、
5つ星ホテルの高級レストランで食べたら、
そこまでおいしく感じなさそうでしょ?
だから期待値を上げすぎちゃダメなのです。
「でも期待値を上げなかったら、
誰も来なくない?」
って思うかもしれませんが、
本当にその通りで。
ラーメン屋さんが期待値を下げるために、
「マジでまずいラーメンです!」
なんて言ったら誰も来ないもんね。(笑)
じゃあどうしたらいいのかというと、、、
商品の期待値を下げても、
商品を買ってもらえる理由をつくることです。
もっと言ってしまうと、
「商品よりも自分自身をウリにする」
ってことです。
あなたに会ってみたい。
あなたと直接話したい。
あなたの雰囲気を感じたい。
そんな、あなたのことが、
大好きなお客さんが来てくれるようになると、
商品の期待値を下げても売れるようになります。
大好きなお客さんだから、
あなたもいつも以上に気合が入って、
いいサービスが提供できるし、
期待値が下がっている状態なので、
あなたの商品に普通の人以上に、
満足してくれます。
あなたのことが好きだし、
商品にも満足してくれているから、
また買ってくれます。
こうして、ビジネスが、
自然とうまくいく状態になっていくのです。
煽ったり盛ったりして、
商品の期待値を高めなくても、
あなた目当てでやってくるお客さんは必ずいるよ。
自分自身への期待値を持ってもらえるように、
しっかり自己開示と自己表現をしていこうね。
今日もすばらしい1日になりますように!応援しています^^
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