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#001「健康って何だろう」

写真は旅館やホテルの朝ごはんではなく、病院の入院食。
これはまだ、豪華な方。味は薄いけど…w

のっけから重い話で申し訳ないです。
そう、私は2年前、旅先の高知でぶっ倒れました。

原因は動脈解離。2週間の絶対安静と薬による降圧治療。

健康って何だろう?
病気じゃなければ健康なんだろうか?

手もとの辞書によれば「健康」とは
 (1)体や心がすこやかで,悪いところのないこと
 (2)異常があるかないかという点からみた,体の状態。
とある。

確かに血圧は高くなっていた。
会社の健康診断でも注意のレベルが段々上がりつつあった。


退院してから減塩したり、バナナを積極的に食べたり、里芋サラダを食べまくったり、ウォーキングしたり色々やったけど、1日数百円使って、そんなものを貪るより、1日30円ほどの薬を1回飲めば、血圧は上がらない。というか、むしろ下がりすぎるぐらい。

今の季節、秋刀魚や鯖に鰹、南瓜や柿などなど、魚や野菜、果物がめっちゃ美味いのに、この2年間、我慢し続けた。

今までは親の教育のせいか、「薬」=「不健康だから飲むもの」という意識が自分の中には強くて、「薬」=「悪」みたいな潜在意識があった。だから、サプリメントも敬遠してきたのだけれど、自分の健康を自分がコントロールするための「薬」であって、薬を飲んで、美味しいものを食べればいいんだって気づいた。その方がよっぽど経済的にもいい。
飲みすぎ・食べすぎ、など、「過ぎる」ことが良くないだけであって、バランス良く、適量を美味しく食べればいいんだって分かった。

今、これを書きながら、ウィキペディアの「健康」のページを見ていたんだけど、「健康観」の項目を見て納得できた。

『オタワ憲章では「健康は、生きる目的ではなく、毎日の生活の資源である」と謳われ、病気を一定の制約として受け入れた上で、与えられた機会の中でより良い生活を送るために自らの健康をコントロールする
(ウィキペディアより引用)

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