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全然若手じゃないけど駆け出しデザイナー向けイベント「Design & Collaboration」に参加して #デザコラ

無料で毎日ちょっとずつ学べるデザイン学習サイト「chot.design」とスマホで近くのドライバーと乗りたい人をマッチさせるスマート送迎アプリの「CREW」提供のAzitさん共催の若手デザイナー向け勉強会「駆け出しデザイナーミートアップ!Design & Collaboration #1 」に参加してきました。え、若手?という視線は感じつつ、チームの若手デザイナーを連れての引率の先生役です。

前半はAzitの新人デザイナー 吉澤さん(@chankar_e)とFiNANCiEのUX/UIデザイナー 島津しほりさん(@siporin_)のLT。


吉澤さんの「最強デザイナーを目指す私がAzitでお世話になってみて思った・学んだこと」では、

・誰のためのデザインか、を見失うな
・NOといえるデザイナー(日本人)になろう
・私は最強(柔靱)のデザイナーになる

という点を話されていました。21歳で「大学生×インハウスデザイナー×フリーランス」、初めてのライトニングトークでも堂々と聞き取りやすく話されていてとてもわかりやすかったです。

柔靱!いいですね!

島津さんの「キャリアデザインを描く やりたいベースで行動を起こした結果」もとても印象的でした。

DTP→映像制作→ユーザビリティ調査・設計→UXデザイナーというキャリアの中で、

・人間中心デザインと出会う
・“価値を循環させる体験設計” のイメージとブロックチェーンとの出会い

という大きなターニングポイントがあったそうです。

・現状で足踏みしてる感を感じたらすぐ考える
・サービスと向き合うと同時に自分と向き合う
・積み重ねはつながっていく

自分に向き合っての選択が今の仕事との出会いにつながって、ワクワクしながら仕事が出来ているというのがとても素敵。

この辺りの話はこちらの記事にも詳しくまとまっています。
https://withb.co.jp/contents/7998/

ブロックチェーンを使ったドリームシェアリングサービス、FiNANCiE もとても気になります!


普段、今の自分のデザインチームでは新卒3名を含む10名ちょっとの若めのデザイナーと一緒に仕事をしていますが、いくら自分が長く経験があっても若いメンバーから学ぶことは多いし、こちらも教えるときにちゃんとしたことを教えないといけないなという責任が、自分自身の成長にもつながっているのを感じています。(おっさんの域だけどまだまだ!)そして彼女たち以上にもっと勉強しないといけないなとも。

今回引率で一緒に行った若手のメンバーたちにも吉澤さん、島津さんのキャリアと発表がいい刺激と参考になってくれるといいなと思っています。


後半最初のセッションはAzitのリードデザイナー 酒井亮太さんによる、CREWとAzitデザインチームの紹介。

CREWはUBERのようなライドシェアサービスですが、日本の法律に沿って展開するために、利用者からの「任意の謝礼」をドライバーに支払うというシステムになっているそうです。イベント後の懇親会でもちょっと話題になりましたが、この仕組みはタクシー代が高く、性善説が成り立つ日本ならではだな、というのがとても興味深いです。また、ドライバーさんとライダーさんどちらのユーザーとも頻繁に直接コミュニケーションする習慣ができていて、生の声がサービスの改善にいかされているそうです。そういうコミュニティがちゃんと作られているというのはとてもいいですね。

最後のセッションはAzit酒井さんと BUILDのジョン・ジンホさんとのトークセッション。ジンホさんのポートフォリオすごいです。

このセッションはいろいろ参考にもなったし、聞き入りすぎて逆にメモとか全然取ってませんでした... すみません。
最近いろいろな所でも話題になりますが、「UXデザイン」は誰がやるのか、誰のためにやるのかというようなことやデザインのHowとWhyなど特に話されていました。

今回のイベントでも最近よく見る sli.do が使われていましたが、話題が等身大に近かったからか、イベントの規模以上に、sli.doが活用されていた気がします。本来の質問用途もそうですが、登壇者への応援、実況的な共感コメントなど。とてもいいイベントでした。ありがとうございました。


番外編、イベント終了後の懇親会で、韓国出身のデザイナーと韓国の弘益大学(弘大、ホンデ)と以前お世話になった大デザイナーの先生の話で盛り上がったり、ブロックチェーンをエンジニアからだけでなく、デザイナーからも盛り上げたいなど話せたのがとても良かったです。
また共催で主催の chot.design の小島さんのサービスへの思いもとても共感でき、何か協力できることがあればしていきたいなというのも感じました。なかなかマネタイズ難しい所ですが、どこか応援してくれるVCとかいないでしょうか?


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