パパは君に何ができるか探している
君と「はじめまして」をする前の日、君は朝から大忙しでパパはお仕事を休んでしまったよ。
そのお陰でママと少しだけドライブデートすることができたよ。
君が育っていくであろう街を少しだけグルグルしたよ。それだけでもパパもママも嬉しかったよ。
君が育っていくであろうこの街は、目の前には山もあり、少し行けば海もあり、川もあり、大きな公園だって、すごく大きな工場だってある。
とても元気な街だよ。
そして夕方、ママは君を生むため最後の準備に入ったよ。パパもママの背中を摩ってあげて応援してあげたよ。
パパはうつらうつらしながらも、ママは必死に頑張っていたよ。
パパは不安だったよ。そして今でも不安だよ。
パパはちゃんとパパをやっていけるか。パパがパパをできないんじゃないのか。
それでも、君のためになにができるのだろうか。パパは何をしないといけないのか。
頑張って考えてみるよ。
昼過ぎに、君のはじめての声を聞けたよ。
君の声は元気で元気で少しトーンが高いのかな?
そんな、君の声を聞いてパパは嬉しくって嬉しくって涙が出てしまったよ。
おはよう
はじめまして
君のパパです。
君と君のママが大好きなパパです。
はじめにパパは君に伝えたいことがあります。
生まれてきてくれて本当にありがとう。
そして約束をしてください。
君がおしゃべりができたら、まずママにありがとうって言ってあげてください。
パパとの約束です。
パパはこんなパパだけど、
一度は消えてしまいたいと思ったパパだけど、
君がいるから、ママもいるから、
パパは二人のために頑張ってみるよ。
本当におめでとう
本当にありがとう
大好きな君へ
P.S.
自己肯定感を育てるたった1つの方法、パパは見つけたかもしれない。
「自己肯定感を育てるたった1つの習慣」よりも「アウトプット大全」よりも、「人は話し方が9割」よりも
簡単で、確実で、必要性があって、急務であること。
それはね、パパになることなのかもしれない。
君にかっこよく見られたいからね。
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