記憶に定着しやすくする方法(後編)
前回は、記憶に定着しやすくなる方法を5つまとめました。
・思い出す
・常に自分をテストする(思い出す回数を増やす)
・チャンク化
・間隔練習(思い出すことを習慣化)
・複数の解放を使う
の5つでした。
今回は、前回とは別の方法を5つまとめていきます。
今回も、メンタリストDaiGoさんの動画を参考にさせていただきました。
●記憶に定着しやすくなる方法1:比喩と分かりやすい解説
難しい本を読んでいると、わからない部分が出てきて、思わず手を止めてしまうときがありませんか?
そんな時に使えるのがこの方法です。
●どうやるのか?
10歳の子供にも分かるように、自分に説明をしてみる
大事なのは、10歳の子供に伝わるような説明を考えようとすることです。
その場で、10歳に伝えることではありません。
●どんな効果がある?
ボキャブラリーが増えて、記憶に残りやすくなります。
人間の脳は、難しい表現より、簡単なことの方が覚えやすくできています。
●記憶に定着しやすくなる方法2:適度な休憩
ずっと本を読んだり、勉強していると、集中力どんどん落ちてきますよね?
ずっと集中し続けることは、苦痛ですし、記憶する上で効率的ではありません。
「休憩」は必要です。
●どうやるのか?
勉強の合間に6分間休憩する
とにかく、常に集中することは不可能なので、適度な休憩を挟みましょう。
●どんな効果がある?
常に高い集中力を保ちながら、記憶する効率をあげることができます。
常に集中することは、不可能であるだけでなく、疲れを溜め込みます。
無理をして、集中し続けると、一度休憩をしても、疲れが回復しないそうです。
恐ろしいですね。
●記憶に定着しやすくなる方法3:集中力を保てるように取り組む時間を決める
「適度な休憩」を挟むのは大事だとわかったけど、具体的にどんな時間配分にすればいいの?
そんな具体的な「時間配分」についてまとめていきます。
●どうやるのか?
DaiGoさんが実践している一つの方法ではありますが、
・午前中は、90分集中、20分休憩
・午後は、52分集中、17分休憩
・集中力が落ちてきたら、25分集中、5分休憩(ポモドーロ)
という方法です。
大事なのは、午前中から、午後にかけて集中する時間を減らしていくことです。
●どんな効果がある?
常に集中できる時間が作れるようになります
●記憶に定着しやすくなる方法4:難しい問題から手を付ける
勉強をする時に、「簡単な問題」か「難しい問題」どっちに手をつければいいか、悩みますよね?
その答えは、見出しの名前の通りです。
●どうやるのか?
難しい問題から解きます。難しい本であれば、難しい本から読みます。
●どんな効果がある?
効率よく、高い集中力で記憶ができます。
難しい問題に最初に手をつけるので、高い集中力で取り組むことができます。
なので、効率的です。
●記憶に定着しやすくなる方法5:心理退避
「ああ、この本読むのめんどくさいなあ」、「勉強しないとなあ、でもyoutube見たいなあ」
そんな、日々襲いかかってくる誘惑を断ち切りたいですよね?
「心理退避」はその解決策です。
●どうやるのか?
将来の最悪な自分を想定し、将来の自分になりきって、ひたすら後悔してみる。その後、現在の自分に立ち返る。
このままだと、若干意味がよくわからないですが、
例えば、現在、僕が「ナンパ」をするかしないかで、渋ってるとします。
そんな時に、将来の最悪な自分「30代に差し掛かって彼女ができていない」を想定し、なりきります。
で、ひたすら後悔します。「ああ、あん時、ナンパしとけばなあ」
その後、現在の自分に立ち返ります。そしたら、「ナンパしとかなきゃ」ってなります。
●どんな効果がある?
やる気が出ないときに、モチベーションを上げてくれます。
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