「人前で話す極意」を読んで

こんにちは現役外資マーケターのKeiです。

今回は、「人前で話す極意」を読んだ感想を書きます。

皆さんは、人前で話すことは得意でしょうか。

本書によれば、日本人の95%は人前で話すことに苦手意識を持っているようです。

私は仕事でプレゼンをする機会が多いので、一回一回のプレゼンの学びを最大化したいという想いから、本書を手に取りました。

本書では、冒頭、人生はスピーチで決まるということが述べられています。

理由としては、人の最大の悩みの一つは人間関係ですが、人間関係を良化させる鍵が、コミュニケーションであり、それはスピーチ力によるものだからです。

スピーチが苦手な理由は、人前で話すと緊張するから、ということが挙げられると思います。

しかし、この緊張をネガティブに捉えるのではなく、緊張する=戦闘態勢に入っていると捉え、緊張と上手く付き合うことが大切です。

そしてスピーチの究極的な目的は、帰ってすぐに実践できる「プレゼント」を渡すことです。

スピーチ本番では、セリフを固めすぎずに、ライブ感を楽しむ、という意識を持つことで不安を取り除くことができます。

またアイコンタクトの方法としては、一人一人目を合わせることが大事で、区切りとしては、一文節ずつが一つに目安です。

そして、セリフを適度に混ぜた方が、臨場感のあるストーリーを話すことができます。

パワポの使い方としては、パワポは言葉で伝えることが難しいものを伝えるツールと理解する必要があります。よって、文字で埋め尽くす必要はありません。

エンゲージメントを高く保つ秘訣ですが、人の集中力が続く5分に1回新しい情報を伝えることが大切です。

また、「間」を上手く使うことで、人を能動的にすることができます。

あなたが何らかの問いかけをした時に、その内容によって、「間」の長さを調節することで、相手が考える時間を設けて相手を能動的にすることができます。

良いスピーチをするコツですが、人の高い共感性を利用し、体験談に基づいて自分自身が話に没入するということが大切です。

また、分かりやすさは、例え話がいかに上手いかで決まります。

普段できる訓練としては、日頃から身近にいる色々な人の人生を想像しながら、人の文脈に沿った例え話ができるように、アウトプットを意識して普段の生活を送ることが大切です。

そして具体的な実践方法としては、人と話している時に、「例えば」と話し始めてしまうこと。そうすることで例え話をすることに慣れていきます。

他にも、人の話を聞いている時に、スピーチについて学ぶことができます。

上手いスピーチがなぜ上手いか考え、抽象化して自分に活かせるようにする。下手なスピーチがなぜ下手かを考え、それを自分が行わないようにする。

以上です、いかがだったでしょうか。

是非、参考にしてみてください。

ではまた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?