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英語はスポーツに似ている

私にとって、英語を上達させる事はスポーツを上達させる事に似ています。その3つの理由と、私なりのアプローチをお伝えします。

理由1 知識だけでは出来ない

スポーツには様々なノウハウがあります。しかし、それを知っている=出来るではありません。野球のボールを遠くに投げる方法を知っても、その通りに体を動かせなかったり、筋力が低いことで、出来ない事があります。

英語も知っている=出来るではありません。発音方法を知っても耳が慣れるまでは聞き取れなかったり、新しい単語を知っても伝えたい時に出てこない事があります。英語もスポーツも知識だけでは出来ません。

感覚で出来る人たち

一方で、スポーツが得意な人の中には、感覚で出来る人たちがいます。自分では理屈がわからないけれども、野球のボールを遠くに投げる人もいるでしょう。

英語の場合、ネイティブスピーカーや帰国子女の人たちがこれに当たります。やり方は説明出来ないけれども、発音や文法を正しく使う事が出来ます。

出来る様になる為には、理屈を知る以上に、感覚を磨く事が重要だと思います。

アプローチ1 練習を沢山する

スポーツを上達させる上で大事なのは、練習を沢山する事だと思います。スポーツのノウハウを学ぶのも大事ですが、それを出来るようにする為には練習を沢山する必要があります。これは多くの人にとって当たり前の事でしょう。

しかし、英語を上達させる際にこれを実践出来ている人は少ないと感じます。ノウハウを学んでばかりで、練習をあまりしない人たちが多くいます。これでは知識は沢山付きますが、出来るようにはなりません

出来るようになる為には、練習を沢山しましょう。


理由2 年齢が原因で出来ないと言う人が多い

スポーツでも英語でも、年齢が原因で出来ないと言う人は多くいます。しかし、私は大事なのは年齢ではなく環境だと思います。

「歳だからすぐ息切れする」は半分間違い

階段の上り下りやスポーツをした際に「歳だからすぐ息切れする」というセリフは、冗談半分に良く使われます。しかし、私は「歳だからすぐ息切れする」は半分間違っていると考えています。

もちろん、大人になると年齢を重ねる毎に体力は低下していきます。しかし、それは体力の最大値が下がるだけで、日々の運動次第で体力の現在値を上げる事は可能です。

子供の頃は外遊びをしたり、定期的に体育の授業がありました。対して、大人になると日常的に運動をしなかったり、お酒やタバコを楽しんだりします。その条件の違う2つを単純比較するの正しくない判断だと思います。

英語もこれと同じ様に、大事なのは年齢ではなく環境だと思います。子供の方が脳の構造的に言語を習得しやすいと思いますが、子供の方が言語習得に適した環境にいる事が大きく影響していると思います。

アプローチ2 子供の言語習得から学ぶ

子供が言語習得に適した環境にいるのなら、そこから学ぶ事が重要です。

例えば、言語自体を学ぶのではなく言語をツールとして使用するのが有効です。子供の頃は国語の授業がありましたが、私たちはそれ以外の場面で沢山の言葉を学んでいます。

好きな本を楽しむ為に知らない漢字を調べたり、好きな音楽から新しい言葉を知ったり、ゲームで出てくる単語を覚えていったら語彙力が豊富になったりします。言語を学ぶ事に固執し過ぎない方が、言語を習得出来る事はよくある事です。

この様に、私たちは子供の言語学習から沢山のヒントを得る事が出来ます


理由3 ウォーミングアップが重要

スポーツではウォーミングアップが重要です。理由の一つはケガの予防ですが、ウォーミングアップをしていないとすぐに高いパフォーマンスを出す事は難しい為です。

英語でもこれを理解していないと、よくある失敗に陥ってしまいます。

いきなり100%の力は出せない

一週間に一度30分だけオンライン英会話をしているとします。この際、毎回ウォーミングアップをせずに臨むとします。すると、初めのうちは一週間振りの英会話で上手く会話が出来ません。そのまま話し続けると、少しだけ英語に慣れてきてます。そのぐらいのタイミングで30分終了です。

たった30分ではその人のベストパフォーマンスを引き出すのは非常に難しく、限られた時間を有意義に使う事が出来ません。さらに、一週間後にまた同じ事を繰り返してしまうと、調子が上がったり下がったりしているだけで、実力があまり上がらない事になります。

アプローチ3 100%の状態で臨む

スポーツでも、ウォーミングアップや練習である程度自分を追い込んだ後に成長する事が多いと思います。また、ウォーミングアップをせずに試合に臨むと、調子が出ずに負の連鎖に繋がる原因にもなります。

英語でも同じ事が言えると考えています。

先程のオンライン英会話の解決策は単純明快で、なるべく100%の状態で、英語環境に臨む事です。なるべく100%に近い状態でレッスンに臨む事が出来れば、30分後には実力が102%になっているかもしれません。こうした積み重ねが実力に繋がっていくと思っています。


英語とスポーツ

以上、英語はスポーツに似ていると思う3つの理由と、そのアプローチを紹介しました。また、スポーツは国境を越えても人と仲良くなる事が出来ます。その際に英語が出来るときっと役に立つでしょう。東京オリンピックも控えている中で、スポーツが好きな人ほど英語学習はおすすめです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。これからも良いコンテンツが提供できるように、頑張ります! サポートして頂けたら、自分へのご褒美にコンビニでアイスでも買おうと思います^^