見出し画像

阿Q正伝 - 感想・引用

著者プロフィール: 魯迅
魯迅(ろじん、1881年9月25日 - 1936年10月19日)は、中国の小説家、翻訳家、思想家である。本名は周樹人。最初の名は樟寿。字は豫才。

浙江省紹興府の士大夫の家系に生まれた。父は周鳳儀(しゅう ほうぎ)、母は魯瑞(ろ ずい)、弟に文学者・日本文化研究者の周作人(しゅう さくじん、1885年-1967年)、生物学者の周建人(しゅう けんじん、1888年-1984年)がいる。中国で最も早く西洋の技法を用いて小説を書いた作家である。その作品は、中国だけでなく、東アジアでも広く愛読されている。日本でも中学校用のすべての国語教科書に彼の作品である「故郷」が収録されている。

魯迅 - Wikipedia

今回の記事は、中国の文学者・思想家である魯迅による長編小説です。1921年、中国の新聞「晨報」に発表され、注目を集めました。

この記事では、本の要約をするのではなく、輪読会を行うにあたり、私が読んだ感想や本からの学び、一部引用を紹介するものです。輪読会用のメモなので、一般的な記事のようにきちんと整理されているわけではないのでご了承ください。

あらすじ

  • 魯迅による辛亥革命の時の中国を批判する作品。

  • 村の中で一番地位が低い阿Qはいじめられるし、馬鹿にされるし、殴られるが、変な理屈で精神的には勝利するというのを繰り返す。

  • ある時、主人の妻に手を出してしまい村八分に。

  • その後、盗みを働いていた。

  • そして、革命軍が村にやってくるということを聞きつけて、革命が何かもわからないまま参加。

    • しかし、革命軍には相手にされない。

  • そんな中、革命軍の一部だと思われ、逮捕され、死刑判決を受ける。

  • 刑場に行く時も、最後まで死刑が行われることを認識していない。

  • そして、銃殺されてしまう。

  • 一緒について行った聴衆は、銃殺を首を切るのに比べて見栄えがしない、刑場に連れられて行くのに歌の一つも歌えない阿Qを間抜けな死刑囚だとガッカリする。

感想

  • 人の名前が覚えられず、全然物語が頭に入ってこなかった。

    • 何が起こっているのかが最初不明だった。

  • あとであらすじを読んでみると、阿Qの間抜けさというか、卑屈さがなんとも言えないものだと思った。

  • 特に変な理屈で、精神的勝利というのがよろしくない。

  • これが出された時、中国の辛亥革命を批判、中国人民を批判していたという。

    • 同胞が殺される時にも、それを見物し、楽しみにする

    • 阿Q自体が中国人民のことを表現している。

    • なんというか、負け癖がついているとこんな感じなんだなと思った。

この記事で掲載した引用は、Glaspの機能を使ってエクスポートしています。Kindleのハイライトをエクスポートすることに興味がある方は、以下の記事をご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?