リア王 - 感想・引用
今回の記事は、シェイクスピアの名作です。引退を宣言したリア王が後継者に相応しい人間をテストするが、その結果は全て王の期待を砕くものだったというものです。
この記事では、本の要約をするのではなく、輪読会を行うにあたり、私が読んだ感想や本からの学び、一部引用を紹介するものです。輪読会用のメモなので、一般的な記事のようにきちんと整理されているわけではないのでご了承ください。
感想
シェイクスピア四大悲劇作品の一つと言われるが、本当に悲劇だった。誰も救われない物語。人間は言葉を介して圧倒的な情報量でコミュニケーションするけど、それでも真意が読み取れるわけではない。三女コーデリアが他の姉たちと同様に盛った愛の言葉を述べなかったのかは、シェイクスピアがストア哲学の影響を受けており、徳を積むことを重視する内容から、ゴマスリをせずとも真意が分かるという思想からきているらしい。
演劇のために作られた著作だからなのか視点にユニークさを感じる
どうしてここまで悲劇なのか?
娘全員、リア王、グロスター、エドモンド、みんな死んでしまう。
すでに土地の分割が決まっているところだが、リア王のちょっとした出来心からこんなにも悲劇を生んでしまった。
この親のちょっとした出来心というところが共感できる内容なのかなと。娘を持つ父親なら共感できる内容なのだと思う。
かわいい娘に父に愛を捧げると言って欲しい。人間らしいミス。
そして、娘もその意図を汲んでいるはずなのに、白々しいとその手段を取らない
父と娘の間のコミュニケーションからくるミス
ミス
真意を正さない
求めてしまう
誰にでもある欲求から始まったのに、こんなにも悲劇を生んでしまったところが、長く読み継がれている理由なのだと思う。
貞観政要に似ている話だと思う。
コーディリアが鑑
どうしてそう傲慢?
ジョブズは何を気に入ったのか?
リーダー像が勉強になる
イギリスの話、どういう王が求められていたのか?
家族愛がテーマになっている
考えさせられる物語
善悪だけで話を進めていないところ良い
誰も救われない瞬間があるのが名作たるゆえん
面白い物語って何か?
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