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この発想はなかった。指紋認証付きノートブック⁉

海外産のガジェットには、ロマンがいっぱい詰まっている。
これだからたまらない!

ところで、いまどき、弁当を隠して食べる学生はいるんだろうか?
そういうときはむしろ、お母さんが作った弁当をガン無視して、コンビニでパンでも買ってしまうんだろうか。
考えるだけで思春期まっただなかで甘酸っぱい。

弁当はわからないけれど、ノートを隠すタイプというのは、一定数存在すると思う。
授業中でも休憩中でも、なにかを書くとき、つい腕や上半身でノートを隠してしまう。そういうタイプだ。

弁当を隠すのは男子に多いが、ノートを隠すのは女子に多いイメージ。
あくまでイメージだ。
だれか真実を調査してほしい。

まあ、あれだ、男女比は置いておくとして。
書いたものを見られるのが恥ずかしいっていうの、あるよね。
いやべつに変なもの書いてるとか、そいういうんじゃないんだけど、全然ないんだけど、恥ずかしいもんは恥ずかしいって、あるよね。

そういうときは、ノートを閉じても、ほかのひとの目がたまたまそこにいったりすると、やっぱり落ち着かない。
ネタ帳をデスクに置いたまま離籍しなければならないとき、わたしのケッツはつねにぞわぞわする。

あっ。

ちなみにケッツというのは、東北地方の方言で、おしりのことである。
おしりと言うと、なんだかイカガワシイ感じがするじゃないか。
困るんですよね、うち、セクシー系じゃないんで。
だから、ケッツだ。実に落ち着く単語だ。
ケッツがかゆい。

閑話休題。

被害妄想と言うなかれ。
ノートをとりまく恥じらいというのは、理屈ではない。
閉じてある他人のノートをわざわざ開いて盗み見るひとなど、そうそういない。それはわかっているが、そわそわする心は止められないのだ。
月曜に出社したら身に覚えのない転送メールが送信ボックスに残っていた元社畜から、監視されているんじゃないかという恐怖は離れない。
いやそんな特殊な経験してるのわたしくらいか。

とにかく、そんな恥じらいノートユーザーにうってつけのものを見つけてしまった。

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Lockbook proだ。
語感が似ているがMacbook proではない。

こちらはクラウドファンディングで見つけた。
旧ブログに乗せたガジェットもそうだけど、海外産のおもしろ品を見つけるのにはクラファンがうってつけだ。
クラファンはその性質上、売り文句もうまいのでやたらめったらワクワクさせられるのもいい。
お金に余裕があるときでないと応援できないけど。

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箱を開くとこんな感じ。
フェイクレザーのカバーノートが入っている。
さらっと軽い手触りに重厚感はないけど、見た目はすごくきれい。

なーんだ、ただのカバーノートか、と思うなかれ。

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ごらんの通り!
カバーを横から見ると、マイクロUSBのType-B差込口があるのだー!

これのおかげで、カバー自体の厚みが1.5cmくらいある。
ちょっとした文庫本並みの厚さだ。

このマイクロUSBを使って充電したあとが、このカバーノートの真骨頂である。
ノート側面を特定の指で触れると、ロックが解除されるのだ!

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開いたところ。
画像左側のふちの部分がロック機構になっている。
あとは紙の(ぶ厚い)ノートと、ペンホルダーとカードポケット3つがある、ごくごく一般的なノートカバーの構成。

これなら、登録した指紋以外では開けないため、他人が勝手に開くことができないわけだ!
やっばい、おもしろい!
こんなノートカバー、見たことない!
もうこれを開封したときの興奮ったらものすごかった。

実際にこれでネタ帳書きますか、と聞かれたら、書かないけど。
なにしろネタ帳はスピードが命のツールだから。開けるのにひと手間でもかけてられない。
なんなら家のなかではつねにネタ帳を開きっぱなしにしているくらいだ。開く動作すらもどかしい。
これで外出たら「見られちゃうの恥ずかしーい☆彡」とか言ってんだからケッツで茶を沸かそうというものだ。ごめんヘソだった。

でも、これはあれだ。
ネタ帳ではなくて、なかのノートをアルバムに入れ替えたりしたら楽しそう。
日本人は照れるからか写真立てに家族の写真を入れたりとかあまりないが、アルバムをこっそり持ち歩くくらいならいいじゃないか。
あとはスクラップブックでもいいか。自分的資料とか、手紙とかのコレクションでもいい。
隠すほどのものというと、それくらいしか思い浮かばない。

そうさ。
実際の使用シーンを考えず、ただ面白さだけに惹かれてオーダーしたのさ。
いやほんと、ロマンしか詰まってないプロダクトだ。

最後に公式動画を貼っておきます。
たのしいぞー。

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