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子持ちアスリート系男子がゲーム好きを全力で肯定する(教育編1)



今回は子どもの成長の視点でゲームについて考えてみようと思います。

子どもとゲームの関係には頭を悩まされている親御さんも多いのではないかと思います。

ゲームに夢中になるあまり宿題をしないとか、運動しようとしないとか、ネガティブなイメージを持つ方は多いですし、実際にそうした悩みを抱えておられる方は少なくないでしょう。

今後、ゲームを楽しむためにはどうすれば良いのか、時間や健康についてなど前提的な部分も考えていきたいと思いますが、私は子どもとゲームの関わりを考えるときに、ゲームの良さと伴う課題は少し分けて考えたほうが良いと思っています。

ゲームにはたくさんのジャンルがありますし、プレイできるタイトルは無数に存在します。

その中には、当然子どもがプレイするには適していないもの(暴力的要素が強いとか。)や中毒性が高くやめられないものがあります。

一方で、教育的によく考えられたゲームも開発していて、今や超有名となったマインクラフトはプログラミングの基礎を遊びながら学ぶことに有効だと言われています。また、最近ではマインクラフトを利用しながら英会話ができる教育サービスなども提供されており、このサービスを利用してから子どもが英語に興味をもって学習を継続できた方もいるようです。

私の子どももよくマインクラフトで遊んでいますが、操作がおぼつないと思ってたのも束の間、すぐにコツを覚えて、信じられない規模や整った内装の建築物を作り上げています。
基礎、壁、屋根と順番に作っていき、その後、窓や扉、部屋を作っていくなど、「建物」として何が必要かを考えたり、豪華な家だからプールが欲しいよねといった、子ども自身が豊かな発想力で考えたものを作ったりするところをみると、すごく良いコンテンツだなと感じます。
コードこそありませんが子どものプログラミングのとっかかりとして良いコンテンツであることは間違いないでさょう。

私がキーボードのブラインドタッチができるようになったのも、中学生の頃に特打コップというパソコンのゲームで、タイピング入力で敵を倒すゲームに夢中になっていたからで、これもジャンルとしてはゲームです。

また、教育的なゲームとして個人的に外せないものといえば、桃太郎電鉄シリーズですね。

鉄道会社の社長として、日本各地を回って物件を買ってお金を集めるすごろく形式のゲームですが、日本の地名や位置関係を覚えることができるのはもちろん、各地の名産品や観光地を知ることができます。

私の日本の知識は桃鉄の経験が基礎となっていると言っても過言ではありません。

自分が子どもの頃とはできるコンテンツも変わりましたし、タイトルも増えましたので、教育的にどうかという観点でいうと、何をやるかの選択は難しいと思います。

しかし、銃を撃って敵を倒すフォートナイトや、大量のユーザー製作のゲームをオンラインで遊べるロブロックスなど、親的に少し心配になってしまうようなコンテンツでも、メタバースの先端と考えられていたりして、こうしたものに触れていることが新しい技術を違和感なく吸収できるキッカケになることも容易に想像できます。

ゲームはやはり楽しい、いや、楽しすぎるので大人がある程度コントロールしないといけない部分はあると思いますが、ゲームを否定するのではなく、子どもの興味を尊重し、導いてあげることで予想以上の恩恵をもたらしてくれるものだと考えています。

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